カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人IPOの初値予想とIPO参加スタンスです。
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)のIPOは通常株のIPOとは異なり、再生エネルギー発電設備等を主な投資対象とした投資法人です。
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)は、東証インフラファンド市場に上場する第四弾のインフラIPOとなります。
イメージ的にはリートIPOに近く、不動産の代わりに太陽光発電施設などのインフラ施設を投資対象としたファンドとなるため、IPO投資初心者の方はご注意下さい。
過去のインフラファンドIPOの初値パフォーマンスは1勝2敗と分が悪く、初モノとして話題となったタカラレーベン・インフラ投資法人以外は残念ながら公募割れとなっています。
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人IPOの仮条件
98,000円~102,000円
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)の仮条件は、想定価格の10万円を挟む格好で設定されました。上限価格で決まった場合の吸収規模は141.1億円(国内販売分)となります。
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人のIPO参加スタンス
みずほ証券 | 見送り |
SBI証券 | 参加(ポイント狙い) |
WIN太郎はSBI証券でのポイント狙い以外は見送る予定です。
予想分配金と利回り見込み
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)の2018年6月期の予想分配金は2,029円、12月は3,449円、2019年6月期は3,434円とのことです。※営業マンからヒアリングした数値です
単純にフル稼働後の分配金×2で年利回りを計算すると約6.75%で結構高い数値になります。
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人IPOの初値予想
公募割れ
来期以降の予想分配金は魅力的ですが、当初からその水準を織り込む株価を形成するのは難しいかと思われます。
IPOの初値は需給が重要であり、過去のインフラIPOと比べて公開規模が大きい点も不安ですね。
また、インフラIPOは2連続で公募割れしているのでイメージ的にも良くありません。基本的には国策でもあるインフラファンドを応援したいところですが、今回も厳しい気がします。
ただ、仮条件が下振れしなかったのはちょっと意外でした。もしかするとカナディアン・ソーラーというブランドで機関投資家にはソコソコ需要が見込めるのかもしれません。
とは言え、個人的には食指が動きません。大きく公募割れする場面があれば下値で拾っておくと面白そうな気もしますが。。
今後インフラファンドの本数が増えて「ファンド・オブ・ファンズ」的なものが出てくれば、個人以外の買い需要も見込めるので期待したいところです。
インフラIPOはリートIPOと同様に大手予想会社の評価や初値予想がないので、あくまでも個人的な初値予想となってます。
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