ソウルドアウト(6553)のIPOは公募価格1,200円に対して2,113円の初値を付けました。
公開規模が約32億円とマザーズIPOとしてはやや大きめでしたが、初値騰落率は約76%となり、健闘したほうだと思います。
やはり日程に恵まれたIPOは盛り上がりますね。
IPO当選組は100株の初値売りで約9万円の利益となった計算です。おめでとうございます^^
ソウルドアウト(6553)IPOの値動き
大手予想会社の初値予想が2,000円だったこともあり、9時前の気配値の売り買い合致点も2,000円近辺でウロウロしていました。
9時直前の気配値
場が始まると少しずつ買い物と売り物が増加し、前引け間際の11時26分に2,113円で初値を形成。初値形成時の出来高は145万株位だったと思います。
その後は激しい空中戦が繰り広げられ、わずか4分間に約40万株の出来高をこなして前引けとなりました。
ソウルドアウト(6553)IPOの日中足チャート
※クリックで拡大します
後場寄りは公募組の利確もあってか一転して売り気配のスタート。
初値を割り込んで苦しい場面もありましたが、その後は出来高を伴いながら反転して14時37分には2,415円の高値を付けました。
最後は急速に売り込まれましたが、何とか初値の2,113円は割らずに終えています。
それにしても凄い出来高でしたね。公開株数が2,672,600株のところ、8,335,500株の出来高で3回転以上しています。
売買代金も182.8億円となり、マザーズ市場全体の売買代金が約1,100億円程だったので、ソウルドアウト(6553)のIPOだけで約17%を占める計算です。
ソウルドアウト(6553)の今後の株価は?
出来高も多く次のIPOまで日もあるので注目されるとは思いますが、やはりラスト20分の急落はイメージが良くないですね。。
終値は何とか初値以上の価格で引けましたが、本日のVWAP(出来高加重平均取引)である2,193.51円は割れているので、明日の早いタイミングで本日のVWAPを越えないと少し厳しいかもしれません。
まずは今晩のPTS夜間取引の動きに注目ですね。
何はともあれ、7月1発目のIPOは堅調なスタートを切りました。残りの3社も期待出来そうな雰囲気です。
しかし8月のIPOはなかなか出てきません…。お盆明けの8月後半に数社のIPOは出て欲しいところです。
IPO投資は口座数と継続力がキモなので、まだ証券口座が少ない方は早めに準備しておきましょう。
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