テックポイント・インク(6697)IPOの初値予想とIPO参加スタンスです!
テックポイント・インク(6697)は、監視カメラ、車載カメラ向け半導体の開発・製造・販売を手掛けるファブレス半導体企業です。
大手予想会社の評価は当初B評価でしたが、後にC評価へとワンランク格下げしています。
テックポイント・インク(6697)は海外企業であり、マザーズ市場においてJDR(有価証券信託受益証券)としての上場となります。
JDRによる上場のため表記上は「株」でなく「口」と『口数』で表記されますが、基本的に通常株と同様に売買できるので、口数=株数と読み替える程度で良いと思います。
テックポイント・インク(6697)のブックビルディングは9/12(火)から始まり、締切は9/15(金)となってます。
テックポイント・インク(6697)IPOの仮条件
620円~650円
テックポイント・インク(6697)IPOの仮条件は9/9に決定しているはずですが、個人的にまだ確認できていません。判り次第追記いたします。
テックポイント・インク(6697)IPOの仮条件は、想定価格の650円を上限としてやや弱めに設定されました。上限価格で計算した今期予想PERは約28.2倍、吸収規模は約11.4億円となります。
テックポイント・インクのIPO参加スタンス
みずほ証券 | 参加 |
大和証券 | 参加 |
SBI証券 | 参加 |
みずほ証券のみ200株(200口)でワンセットの抽選になります。また、大和証券は幹事入りはしてますが、HPに表記がないため、現段階ではネットでの取り扱いはないようです。
テックポイント・インク(6697)のIPO評価
監視カメラシステム市場は世界的に拡大基調にあり、同社は中国・韓国・台湾の大手メーカーに採用されて着実に業績を伸ばしています。
また、監視カメラシステム以上の伸びが期待できる車載カメラシステムも主要自動車部品メーカーに採用され始めており、将来の事業の重要な原動力になると期待されています。
通期計画に対する第2四半期末時点における進捗率は売上高で46.8%、税引前利益で71.0%ですが、下半期に新商品開発へ向けての研究開発費や人員増加等で経費増加を見込んでおり、今期は増収減益の見通しとなってます。
これら業態や業績面では安心感がありますが、気になるのはイメージがよろしくない(個人的に)JDR案件であることと、ロックアップの掛かっていないVC(ベンチャーキャピタル)の保有分が525,000株(公開株数は1,748,000株)あることですね。
また、上場日の29日(金)は、西本Wismettacホールディングス(9260)やマネーフォワード(3994)と3社同日上場となります。
テックポイント・インク(6697)の初値予想
880円
テックポイント・インク(6697)のIPOは、公募価格を650円として880円の初値予想とします。
外国株のJDR案件である点やVCの存在は気になりますが、同日上場の3社の中では吸収規模が少ないため、比較的堅調な初値を形成すると見ています。
大手予想会社の現段階での初値目途は800円~1,000円となっています。※仮条件決定前の数値です
↓皆さんの初値予想は?↓
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