マネーフォワードが9月にもマザーズ市場にIPO(新規上場)するとの報道があったようです。
家計簿アプリで有名なマネーフォワードは以前からIPOが噂されていましたが、いよいよ上場(IPO)が見えてきました。
マネーフォワード、マザーズ上場へ 家計簿アプリ大手
金融とIT(情報技術)を融合したフィンテックを主力とするベンチャー企業、マネーフォワード(東京・港)が東京証券取引所に株式を上場する。既に上場申請を済ませており、早ければ9月にも上場できる見通しだ。
家計簿アプリの大手でネット経由で会計ソフトも提供している。公募増資で調達する資金で営業拠点を増設し事業規模の拡大を目指す。
上場する市場は新興企業向けの東証マザーズとみられる。上場時の株式の時価総額は…
引用元:日本経済新聞(2017/8/13)
しかし、この報道に対して会社側は「現段階におきまして、正式に決定している事実はありません。」と同日にコメントしています。
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どうなるかは判りませんが、IPO投資家としては報道通りの流れを期待したいところですね。
家計簿アプリとして有名なマネーフォワードですが、銀行口座や証券口座など資産管理を一括して行えるので個人投資家の利用も多いのではないでしょうか。
もし上場となればフィンテック関連のIPOとして人気化しそうです。
報道によると東証への上場申請は済ませており時価総額は100億円~200億円とのこと。
公開規模がどの程度になるかは不明ですが、サイズ的にはそれなりに大きくなりそうなので当選期待も高まります。
決算公告では16年11月期の売上高は約15億円、営業損益と純損益は共に9億円近い赤字となっているようです。
マザーズ市場なので赤字でも上場できますが、IPOするなら単月ベースでの黒字化が見えてきたのかもしれませんね。
創業5年で既に利用者数は500万人を越えているので、成長スピードは速そうです。
ちなみに8月10日にはVC(ベンチャーキャピタル)や銀行への第三者割当増資(約8.2億円?)や同社の取締役や従業員・社外協力者に対する新株予約権等の発行に関する有価証券届出書が提出されていました。
ここに来て9月のIPOもソコソコ出てきており、マネーフォワード以外にも佐川急便やメルカリの上場観測もあるので、秋以降のIPOは忙しくなりそうですね^^
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IPO投資で稼ぐには証券口座数がポイントなので、まだお持ちでない口座があれば早めに準備しておきましょう。
大型IPOになればIPOの取り扱いが少ない証券会社での当選も期待できます。前受金不要でIPOに申し込める証券会社も多いのでチェックしておきましょう。
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