本日上場したシェアリングテクノロジー(3989)のIPOは、公募価格の1,600円を約87%上回る2,990円の初値を付けました。
大手予想会社の初値予想が3,000円だったので、ほぼ予想通りの結果となってます。
ただ、個人的には初日値付かずを伺うレベルの初値を予想していたので、少々拍子抜けの感があります…。
あまり見てませんでしたが、8時台の気配値は3,400円~3,600円の合致点でウロウロしていたと思います。
しかし9時直前には3,000円近辺まで合致点が下がっていました。
場が開いた後もさらに合致点は下落して一時は前場決着か?とも思われましたが、そこから何とか踏ん張って後場へと持越し。
12時53分に2,990円で初値を形成すると一気に3,000円の板を食ったので上に向かうかと思われましたが、予想以上に上値は重く揉み合い状態となりました。
その後も下振れしそうなところを踏ん張っていましたが、結局は2時半過ぎに底割れして売り崩されてしまいました。
シェアリングテクノロジー(3989)の日中足チャート
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本日の出来高は公開株数138万株に対して282万株と2回転以上こなす大商いとなりました。
しかし同じようなIPOスケジュールで上場したソウルドアウトと比べると少し物足りなく感じますね…。
明日以降はどうなる?
揉み合い後に下振れしてしまいましたが、最後は2,664円を安値に下髭を付けて引けてます。また、出来高を見てもVC(ベンチャーキャピタル)の玉も結構消化できたのではないでしょうか。
とは言え、本日のVWAP(@2,950円)を大きく下回っている状況なので上にはシコリが残ってます。
次のIPOまで日があるので注目されると思いますが、多少の反発はあっても出来高の多い初値近辺を上抜けするのは結構なパワーが必要かと思われます。
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タグ :シェアリングテクノロジー 初値結果
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