ゴールデンウイーク突入でIPOもないので証券会社の雑談ネタを一つ。
まだ証券口座が少ない方は、このIPO空白期間に出来るだけ証券口座を増やしておくことをお勧めします。
IPO投資では必須の大和証券とSMBC日興証券。IPO好きの方なら周知の証券会社だと思います。
今年の大和証券はファイズ(9325)やユーザーローカル(3984)、旅工房(6548)等の有望なIPOの主幹事となり、SMBC日興証券もテモナ(3985)の主幹事を務めています。
個人的にはユーザーローカル(3984)でチャンス当選も頂いて相性の良い大和証券なのですが、昨年、一昨年とイマイチIPOの取扱が少なかったので、今年は非常に頑張っている印象があります。
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覚えておられる方もいると思いますが、大和証券は過去に三井住友系と資本提携し「大和証券SMBC」という社名だった時代がありました。
ちなみに、「SMBC」とは「Sumitomo Mitsui Bankig Corporation」の略で、三井住友銀行の事です。
その後大和証券はSMBCと資本提携を解消し、今度は当時の日興コーディアル証券が三井住友フィナンシャルグループの一員となってSMBC日興証券が誕生しています。
その影響もあるのか、以前は銀行系の繋がりからIPOやPOの取り扱いも多く見受けられた大和証券ですが、SMBCと離れてからは少し減少し、逆にSMBC日興証券がIPOやPO等の取り扱いが増えたような気がします。
やはり銀行とのパイプは大きいのかもしれませんね。近年はみずほ証券や三菱UFJモルガンスタンレー証券も頑張っている印象があります。
バンク系の証券会社の場合、IPOやPOの配分が銀行絡みの顧客や繋がりのある法人へ流れるケースもあるためか、個人的には野村證券や大和証券などの独立系に頑張ってもらいたいと思っています。
大和証券もSMBCと別れてから法人部門を強化してIPOやPOに力を入れているようですが、近年はネット系証券会社のSBI証券の躍進も目立ち、IPOの主幹事では4大証券会社+SBI証券の凌ぎ合いとなっている格好です。
そう言えば、三井住友系の証券会社では昨年末にティビィシィ・スキヤツト(3974)IPOの主幹事を務めたSMBCフレンド証券がありますが、SMBC日興証券との合併が来年1月に正式決定しています。
両社の合併は、SMBC日興証券が存続会社となってSMBCフレンド証券が消滅会社となります。SMBCとしては「ようやく…」という感じでしょうか。
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当時の大和証券SMBCがSMBCフレンド証券との合併に難色を示して資本提携を解消したという噂も耳にした事がありますが、既にあれから10年近く経っています。
IPO投資は証券口座数がポイントなので、IPO申し込みの間口が減るのは残念ですが、こればかりは仕方がないですね…。
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