森トラスト・ホテルリート投資法人(3478)のリートIPOを本日SMBC日興証券とみずほ証券に申し込みました!
当初の予定通り「ストレスのかからない程度」での申し込みです。
にほんブログ村を見ると、仮条件が想定価格から大幅に引き下げられたことを受け、森トラスト・ホテルリート投資法人(3478)のブックビルディングを見送った方が圧倒的に多そうですね。
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仮条件の下振れは、カギを握る機関投資家等へのヒアリングを受けての結果なので、ブックを見送るのは賢明な判断だと思います。年末に上場して公募割れした投資法人みらい(3476)と同じパターンなので…。
一昨年から続くリートIPOの不調、仮条件の下振れ、格付けがない、の要素から見れば、当然かもしれません。
もともとリートIPOは通常のIPOとは毛色が異なるので、特にIPO投資初心者の方にはお勧めしていません。大手予想会社もフォローしておらず、初値予想も難しい上、ここ1-2年は初値が公募割れすることも多いためです。
基本的にIPO投資は、初値高騰が見込まれる評価の高いIPOだけに申し込み、当選したら初値売りして確実に利益をを得るのが王道です。
初値予想が難しく、初値も高騰しにくい(下値も知れてますが)リートIPOは、通常の高評価のIPO株に比べると非常にリスクが高いため、ある意味で「割り切り」が必要になってきます。
正直、WIN太郎も森トラスト・ホテルリート投資法人(3478)のリートIPOはリスクが高いと感じています。一応「個人的な期待を込めた初値予想」として148,000円の初値予想としていますが、その確率は2-3割程度と思っています。言い方を変えれば、7-8割は同値近辺か公募割れと思っているという事です。
では何故WIN太郎は申し込むのか?
純粋なIPO投資の判断基準では見送りですが、個人的に「IPO投資とは別の要因」も含んでいるため、今回はあえてリスクをとって参戦しています。
一つは、昨年から「好利回りのリート株に分散投資して中長期的に一定の資金を運用したい」という考えがあり、今回の森トラスト・ホテルリート投資法人(3478)も、その組み入れ候補にしたためです。
もちろん初値が高騰すれば初値売りもあり得ますが、初値割れか公募近辺ならそのまま保有することが前提です。
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昨年はリートIPOで苦労しており、年末でIPO投資分の損益は清算済みですが、依然としてラサールロジポート投資法人(3466)と投資法人みらい(3476)(ちょっと多すぎますが)は保有中であり、スターアジア不動産投資法人(3468)やマリモ地方創生リート投資法人(3470)も損切りと同時に半分程度を買い戻して保有しています。
たとえ公募割れしても利回り面から下値不安は乏しく、いずれは公募価格を奪還する機会も想定できます。現にスターアジア不動産投資法人(3468)は分配金を加味すれば公募価格を奪還しており、マリモ地方創生リート投資法人(3470)もあと一歩のところまで戻しています。
また、株価が下げても好利回りの分配金は得られるため、株価をあまり意識せず、運用をメインに据えた投資戦略の一つとして考えています。
昨年の反省から、今年はリートIPOに対して慎重に対応する予定でしたが、ちょうど現在保有中のリートでは「ホテル型」が欠けていたこともあり、今回の森トラスト・ホテルリート投資法人(3478)を組み入れることにしました。
また、それ以外でも「証券会社との付き合い」という部分もありますし、2-3割の可能性でも「単純に面白そう」という気持ちもあります。
という事で、今回WIN太郎は純粋なIPO投資以外で参戦する要素が強いため、「当選欲しさ」や「淡い期待」でIPOに申し込むのはリスクが高いのでオススメしません。
個人的には、公募割れした際に安いところで普通に買って戻りを待つのが堅いと考えてます。
長々と書いてしまいましたが、WIN太郎は森トラスト・ホテルリート投資法人(3478)を売り煽るわけでも買い煽るわけでもありませんので、ご注意ください。
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