先週末の雇用統計で米国の失業率は14.7%(3月は4.4%)と発表されました。これは戦後最大となる1982年の10.8%を上回る記録的な数値です。
数値自体も凄いですが、そのスピード感がハンパないですね…。
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・失業率とは
米雇用4月は2050万人減、大恐慌以来最大 失業率は戦後最悪14.7%
米労働省が8日発表した4月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月から2050万人減となり、1930年代の大恐慌(グレート・ディプレッション)以降で最大の落ち込みとなった。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)が米経済に打撃を与えていることが浮き彫りとなった。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は2200万人減。3月の非農業部門雇用者数は70万1000人減から87万人減に改定された。失業率は14.7%と、第2次世界対戦後に記録した1982年11月の10.8%を上回り、戦後最悪となった。市場予想は16%。3月は4.4%だった。
配信元:ロイター(5/8)
ただ、新型コロナの感染拡大ピークを迎えたという見方もあり、事前の市場予想が16%だったこともあってか、発表後の米国株は上昇しています。
それを受ける格好で、本日のアジアマーケットは日本株も含めてシッカリと推移しました。
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ちなみに1929年に始まった大恐慌時は、4年後の1933年に失業率25%を記録しています。
もしこのままコロナが終息に向かえば当時の記録を上回ることはないかもしれませんが、個人的にはまだ予断を許さない状況と思っています。
最近は記録的な数値が多過ぎて、個人的にも感覚が大分麻痺してきました(苦笑)
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