今秋にもIPOが見込まれるSBI新生銀行が公的資金の残額約2,300億円を完済しました。

SBI新生銀が公的資金を完済、全34行の最後-経営の自由度増す
SBIホールディングス傘下のSBI新生銀行は31日、政府から資本注入を受けていた公的資金を完済したと発表した。これによりバブル崩壊後の金融危機の際に資本注入を受けた全34行が返済を終えた。発表によるとSBIが同日、公的資金注入に伴い政府系機関が保有しているSBI新生銀の優先株式を全て取得し、残る約2300億円を返済した。前身である日本長期信用銀行の破綻後に注入された公的資金は全てなくなり、経営の自由度が増すことになる。旧長銀は・・・
配信元:Bloomberg(7/31)
SBI新生銀行は既に上場申請を行ったことを公表しており、早ければ今秋にも再上場が見込まれています。
同行の前身は日本長期信用銀行(長銀)で、長銀破綻後の2004年には新生銀行として再上場しており、2023年にはSBI新生銀行としてTOBで上場廃止となったため、今度のIPOは長銀時代から数えると再々上場となるのかもしれません。
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SBI新生銀行はこれまで紆余曲折がありましたが、今度の上場では時価総額が最大で1兆5,000億円に上るとの見方もあり、注目度の高い超大型IPOになりそうです。
ちなみに、個人的には2004年の新生銀行のIPOでは約70万円の利益でした。 ⇒ 2004年IPO当選実績と利益合計
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