テクセンドフォトマスクが改めてIPO(新規上場)承認されました。
テクセンドフォトマスクIPOの上場日は10/16(木)で、上場市場は東証プライムとなります。
主幹事は、SMBC日興証券・野村證券・三菱UFJMS証券と外資のモルガン・スタンレーMUFG証券・BofA証券が共同で務め、IPOの申し込み期間(BB期間)は9/30(火)~10/6(月)となってます。
テクセンドフォトマスクは、キオクシアでも使われた上場方式(S-1方式:東証の承認前に期間投資家の需要を探るやり方で市場環境の変化による価格変動リスクを軽減する方式)を使って上場することになります。

テクセンドフォトマスクの各種経営指標
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テクセンドフォトマスクIPOの基礎情報
証券コード | 429A |
社名 | テクセンドフォトマスク株式会社 |
業種 | その他製品 |
事業内容 | フォトマスクの製造・販売 |
上場日 | 10/16(木) |
上場市場 | 東証プライム |
公募株数 | 7,000,000株 |
売出株数 | 32,611,000株
国内:14,390,100株 海外:18,220,900株 |
OA | 5,941,600株 |
想定仮条件 | 2,670円~3,110円(中間値:2,890円) |
仮条件 | 9/30(火) |
最低必要金額 | 28.9万円(想定仮条件の中間値で計算) |
吸収金額 | 1,316億円(想定仮条件の中間値で計算) |
時価総額 | 2869.5億円(想定仮条件の中間値で計算) |
BB期間 | 9/30(火)~10/6(月) |
公募価格決定日 | 10/8(水) |
主幹事証券 | SMBC日興証券 野村證券 三菱UFJMS証券 モルガン・スタンレーMUFG証券 BofA証券 |
幹事証券 | みずほ証券
大和証券 岡三証券 三菱UFJ eスマート証券(委託?) 岡三オンライン(委託?) DMM株(委託?) |
三菱UFJ eスマート証券や岡三オンラインの裏幹事(委託取り扱い)も期待できそうです。
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テクセンドフォトマスクは世界で半導体用フォトマスクの製造・販売を展開している企業で、半導体向け外販フォトマスク市場でトップシェア(約37.8%)を誇ります。
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テクセンドフォトマスクIPOの公開規模は想定価格ベースで約1,316億円となり、グローバルオファーで海外に約40%販売される予定で、そのうち80億円に相当する株式数を上限として海外ファンドに親引けで割り当てる予定です。
筆頭株主はTOPPANホールディングス(7911)で約47.46%を保有するほか、インテグラル系のファンド6社で約49.9%(新株予約権含)を保有しており、以下は経営陣や従業員の新株予約権となっています。
今回の上場でインテグラル系のファンド5社が保有の約72.14%%を放出し、残株には上場後180日のロックアップが掛かっています(価格による解除条項なし)。
テクセンドフォトマスクの筆頭株主はTOPPANホールディングス(7911)であり、上場後も約44.3%を保有することになります。
同社は年間平均売上成長率10%、営業利益率は20%を中長期の事業目標としていますが、今期は約6.2%の増収で約9.6%の減益を見込んでいます。
正直よくわかりませんが、公開規模は海外への販売を考慮しても大型であり、S-1方式でも本日上場承認されたBJCと同様に想定仮条件のレンジ幅が広いのは少し気になるところです。
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とりあえずテクセンドフォトマスクは東証プライム上場のグローバル企業で事業規模もあることから、機関投資家の参戦が期待できそうです。
また、今後ファンドによる関心の表明や海外販売比率の増加があると心強いところであり、まずは仮条件や予想会社の評価を待ってジックリと検討したいと思います。
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タグ :2025IPO テクセンドフォトマスク 上場承認
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