SBI新生銀行のIPOが新規上場)承認されました。
SBI新生銀行の上場日は12/17(水)で、上場市場は東証プライムとなります。
主幹事は、野村證券やSBI証券らが共同で務め、IPOの申し込み期間(BB期間)は12/2(火)~12/5(金)となってます。
SBI新生銀行の各種経営指標
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SBI新生銀行IPOの基礎情報
| 証券コード | 8303 |
| 社名 | SBI新生銀行株式会社 |
| 業種 | 銀行業 |
| 事業内容 | 銀行とノンバンクの機能を併せ持つ総合金融サービス |
| 上場日 | 12/17(水) |
| 上場市場 | 東証プライム |
| 公募株数(新規発行) | 55,500,000株 |
| 公募株数(自己処分) | 33,500,000株 |
| 売出株数 | 133,000,000株
国内: 43,645,000株 海外: 89,355,000株 |
| OA | 33,300,000株 |
| 想定価格 | 1,440円 |
| 仮条件 | 12/1(月) |
| 最低必要金額 | 14.4万円(想定価格で計算) |
| 吸収金額 | 3,676.3億円(想定価格で計算) |
| 時価総額 | 1兆2,895.2億円(想定価格で計算) |
| BB期間 | 12/2(火)~12/5(金) |
| 公募価格決定日 | 12/8(月) |
| 主幹事証券 | 野村證券
みずほ証券 ゴールドマン・サックス証券 大和証券 |
| 幹事証券 | 岡三証券
三菱UFJMS証券 極東証券 Jトラストグローバル証券 東洋証券 水戸証券 むさし証券 三菱UFJ eスマート証券(委託?) 岡三オンライン(委託?) DMM株(委託?) |
三菱UFJ eスマート証券や岡三オンラインの裏幹事(委託取り扱い)も期待できそうです。
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
SBI新生銀行は、口座数403万口座、総資産20兆3,298億円、預金(譲渡性預金を含む)14兆6,666億円、貸出金9兆5,044億円を有する普通銀行です。

SBI新生銀行の前身は日本長期信用銀行(長銀)であり、今年の7月には長銀の破綻後に注入された公的資金の残2,300億円を完済しています。
同行は2004年に「新生銀行」として一度再上場しており(個人的にも新生銀行のIPOに参加しました)、2021年にSBIグループの連結子会社となって、2023年にSBI新生銀行へと行名を変更してTOBで上場廃止となりました。
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筆頭株主はSBI地銀ホ-ルディングスで約60.75%、第2位はSBIホ-ルディングス(8473)で約38.19%となっており、以下は経営陣や従業員等で新株予約権の保有です。
今回の上場で第2位株主のSBIホールディングスが保有の約43.3%(OA分を除く)を放出し、既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっています(価格による解除条項なし)。
SBI新生銀行は今年最大の超大型IPOであり、想定価格ベースでも昨秋に上場した東京地下鉄の公開規模を上回ります。
SBI新生銀行は現在SBIグループの中核銀行であり、2021年のSBIグループ入り以降は業績も好調に推移しています。
SBI新生銀行は再上場(厳密には再々上場?)で親子上場の案件になりますが、東証プライムのIPOで注目度も高いことから、パッと見ではそれなりの印象です。
ただ、2023年の非公開時にTOBに応募しなかった株主と買取価格で揉めている件は少し気になるところです。
今後は海外販売比率の拡大やファンドによる関心の表明等があると心強いところですが、まずは仮条件や予想会社の評価を待ってジックリと検討したいと思います。
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