フツパーのIPO評価と初値予想です。
フツパーの上場日は12/24(水)で、IPOの申し込みは12/9(火)からスタートします。

フツパーの概要
フツパーは、製造業向けの画像認識AIサービス「メキキバイト」を中心としたAIサービスを提供しています。
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| 会社名 | フツパー |
| 代表者 | 大西 洋(31歳) |
| 所在地 | 大阪府大阪市淀川区西中島1-11-16 新大阪CSPビル北館4階 |
| 設立 | 2020年 |
| 従業員数 | 67人 |
| IPO調達資金使途 | 人件費・採用費、研究開発費、広告宣伝費 |
フツパーは2020年に大阪で設立されました。
フツパーの沿革
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主力の「メキキバイト」は検品に特化した画像認識AIであり、製造業の顧客に対して、製造ライン、検査対象に適した照明・カメラ等の選定から設置までの光学設計をはじめ、検査対象の不良検出のための最適なAIモデル構築並びに不良品の排除機構連携、導入後の運用管理までを一気通貫で提供しています。※2024年12月期の導入実績72社
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また、当該システムの管理アプリケーションとして「Hutzper Insight(フツパーインサイト)」を提供しています。
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また、フツパーでは分析AIサービスとして、顧客が保有するビッグデータを活用し顧客のAI構築を支援する「カスタムHutzperAI」(2024年12月期の導入実績22社)を提供しているほか、その他AIサービスとして、最適なシフト配置を提供する「スキルパズル」(2024年12月期の導入実績27社)や、対話型生成AIの「ラクラグ」(2025年5月リリース)を提供しています。
各サービス別の収益構造
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フツパーの取引企業
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⇒ フツパーの事業内容(HP)
フツパーの業績推移
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フツパーのIPO評価
フツパーの公開規模は想定価格で約37.4億円となり、取引先1社に0.5億円、従業員持ち株会に0.1億円に相当する株式を上限に親引けで割り当てる予定です。
VCは計15社で342.35万株(総株数の約34.7%)を保有しており、上場時に13社がそれぞれ保有の約半分を売却して、上場後は176.15万株が残ります。
既存株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっており、90日ロックアップのVC13社の残166.15万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
フツパーの事業規模はまだ小さいですが、近年売上を倍々ゲームで拡大させて今期は大きく黒転する見込みであり、さらなる成長が期待できそうです。
フツパーの公開規模はやや重めでVCの出口色が強い点は気になるものの、ロックアップの解除ラインまで売り圧力はありません。
当日はIPOラッシュの終盤戦でPRONIと同日の上場となりますが、急成長中のAIサービスベンチャーということで買いを集めそうであり、現時点での個人的評価は「C」とします。
フツパーIPOの取り扱い証券
| 主幹事証券 | SMBC日興証券 |
| 幹事証券 | SBI証券 三菱UFJMS証券 楽天証券 松井証券 ひろぎん証券 東海東京証券 中銀証券 三菱UFJ eスマート証券(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
フツパーのIPO初値予想
現時点での初値予想は1,350円とします。
※想定価格= 960円:仮条件決定前
12/8(月)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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