日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283)がIPO(新規上場)承認されました。
日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283)の上場日は3/29(水)で、上場市場は東証インフラファンド市場となります。
主幹事はSMBC日興証券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は3/13(月)~3/16(木)となっています。
インフラIPOは昨年6月にタカラレーベン・インフラ投資法人が第1弾で上場し、年末に第2弾としていちごグリーンインフラ投資法人が上場しています。
インフラIPOは一般的なIPO投資とは異なりますので、IPO初心者の方はご注意ください。イメージ的にはリートIPOに近く、不動産の代わりにエネルギーなどのインフラ施設を投資対象としています。
日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283)の概要
日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283)は、再生可能エネルギーを利用した再生可能エネルギー発電設備等を主たる投資対象としている投資法人です。
投資対象となるポートフォリオの方針は、太陽光発電設備等で90%以上、その他再生可能エネルギー発電設備等で10%未満です。
上場時のポートフォリオは太陽光発電設備等の8物件、開発中で着工済みの物件が11件、未着工の物件が19件ほど控えています。
インベストメントハイライト
スポンサーはリニューアブル・ジャパンで、再生可能エネルギー発電事業に特化した事業会社です。
リニューアブル・ジャパンは再生可能エネルギー発電設備等に係る案件の発掘から開発管理・運営まで業務全般にわたり、ワンストップサービスを提供しています。
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日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283)のIPO基礎情報
証券コード | 9283 |
社名 | 日本再生可能エネルギーインフラ投資法人 |
管理会社 | アールジェイ・インベストメント(株) |
上場日 | 3/29 |
上場市場 | 東証インフラファンド |
公募株数 | 39,140株 |
売出株数 | 0株 |
OA | 2,060株 |
想定発行価格 | 10.0万円 |
仮条件 | 3/10に決定 |
最低必要金額 | 10.0万円 |
吸収金額 | 41.2億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 40.6億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 3/13~3/16 |
公募価格決定日 | 3/17 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | 大和証券 岡三証券 東海東京証券 SBI証券 |
過去のインフラIPOはみずほ証券が主幹事でしたが、今回はSMBC日興証券が主幹事を務め、東海東京証券やSBI証券も幹事入りしています。
日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283)のIPO評価
インフラIPOはリートIPOと同様に大手予想会社の評価がないので難しいところです。
過去のインフラIPOは1勝1敗ですが、第一弾のタカラレーベン・インフラ投資法人は「初モノ」というアドバンテージががありました。いちごグリーンインフラ投資法人は残念ながら公募割れしています。
日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283)の吸収規模は想定価格ベースで約41億円です。既上場の2社に比べてやや小さいですが、このIPOスケジュールの中では厳しいかもしれません。
日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283)の初値予想
公募割れ
個人的には、インフラ投資はリートのような「空室リスク」がないため、安定的に収益を得ることが可能だと思いまが、インフラファンド自体がまだ実績が少ないため、投資対象として不安な部分があります。
何よりIPOは需給が大切なので、このタイミングでの上場は少々厳しいかと思われます。
タカラレーベン・インフラ投資法人(9281)の日足チャート
※クリックで拡大します
いちごグリーンインフラ投資法人(9282)の日足チャート
※クリックで拡大します
※二発目の初値予想は3/12(日)頃にアップする予定です。
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