LIXILビバ(3564)IPOの初値予想とIPO参加スタンスです。
LIXILビバ(3564)は大型ホームセンターの「ビバホーム」を運営する企業で知名度もあるため、注目度の高いIPOです。
しかし、LIXILビバ(3564)のIPOは公開規模が約482億円の大型案件であり、公募割れした大型IPOのマクロミル(吸収規模=約533億円)や、公募価格が下限で決まって暗雲が漂うスシローグローバルホールディングス(吸収規模=約760億円)と同様に、大型上場を警戒する見方がるのも事実です。
LIXILビバ(3564)はマクロミルやスシローと同じ再上場のIPOであり、さらにLIXILグループ(5938)が親会社ということで親子上場となる点も気になるところです。
ただ、LIXILビバ(3564)の上場日は4/12(水)となっており、同日上場どころか前後にもIPOがないため、IPOラッシュの中で上場したマクロミルやスシローとは違い、スケジュール面では恵まれています。
LIXILビバ(3564)は公開規模が大きいだけに、本気でイケば当選する確率も高いので、どのような参加スタンスで臨むか悩ましいIPOです…。
↓皆さんの参加スタンスは?↓
にほんブログ村へ
LIXILビバ(3564)IPOの仮条件
1,950円~2,200円
LIXILビバ(3564)IPOの仮条件は、想定価格の2,120円を挟む形で設定されました。上限価格で計算した今期予想PERは約13.5倍、吸収規模は約482億円(国内募集分は約386億円)となります。
マクロミルの公募割れやスシローの公募価格下限決定からLIXILビバ(3564)も弱含みで決まるかと思いきや、仮条件の上限は想定価格を越える設定となりました。
この結果を素直に見れば、機関投資家らへのヒアリング結果はそれなりに良かったものと思われます。
LIXILビバ(3564)のIPO参加スタンス
野村證券 | 検討中 |
SMBC日興証券 | 検討中 |
三菱UFJMS証券 | 検討中 |
みずほ証券 | 検討中 |
大和証券 | 検討中 |
SBI証券 | 参加 |
エース証券 | 口座なし |
カブドットコム証券 | 検討中 |
安藤証券 | 検討中 |
ネット応募だと一社での複数配分は見込めませんが、応募可能な証券会社全社から申し込めば複数確保も可能と思われます。
と言いつつ、WIN太郎はまだ参加スタンスを決めていません。これだけIPOの地合いが良い中でもマクロミルは公募割れしたため、やはり大型IPOや再上場IPOに対する警戒感は拭えません。
とりあえずブックの締切りは31日(金)なので30日(木)上場のスシローグローバルホールディングス(7940)の結果を見届けてから、最終的に決断したいと思います。
※SBI証券はIPOチャレンジポイント狙いもあるので必ず参戦します
※野村證券は他社より1日締切りが早いので注意が必要です。(野村証券のIPOルール)
※SMBC日興証券と三菱UFJMS証券はIPO当選後にキャンセルするとペナルティ(その後1か月間別のIPOに申し込めない)があるので注意しましょう
↓抽選後期型でギリギリまで悩めるカブドットコム証券↓
LIXILビバ(3564)のIPO評価
親会社となるLIXILグループ(5938)は建材・住宅設備機器メーカーの国内最大手であり、株価も上昇基調で堅調に推移しています。
LIXILビバ(3564)はその子会社ではありますが、競争が激しく飽和状態とも言われるホームセンター事業が主であるため、今後の大きな成長は見込みにくいところです。
今期こそ増収増益の予定ですが、今期予想ベースで見たPERは約13.5倍となり、同業他社のDCM(3050)=12.7倍、コーナン商事(7516)=11.8倍 コメリ(8218)=14.5倍と同水準です。
ニトリ(9843)=28.8倍と比較すれば割安感もありますが、イオンの時価総額も抜いて好調を持続するニトリと比較するのは少し無理があります。
最大の懸念材料はやはり約500億円に迫る公開規模の大きさですね。上場スケジュールは恵まれていますが、もし30日(木)上場のスシローグローバルホールディングス(7940)も公募割れすると、より警戒感が強まりそうです。
大手予想会社の評価はお決まりのD評価で、初値予想もは一応プラスリターンではありますが、大手予想会社が事前に公募割れを示唆することは稀なので注意が必要です。
LIXILビバ(3564)の初値予想
公募価格近辺
LIXILビバ(3564)のIPOは公募価格の同値近辺となる初値予想とします。
公募価格が仮条件の上限価格で決定するか分かりませんが、もし上限で決定しないと厳しい雰囲気です。
スケジュールが恵まれているのでマクロミルやスシローよりは期待値が高いですが、それでも大きく跳ねるイメージは湧きません。
個人的には上手くいった場合でも+5%~10%程度と思っているので、大量確保で勝負するリスクに見合ったIPO案件とは感じません。
大手予想会社の現段階での初値目途は、2,120円~2,320円となってます。※仮条件決定前の数値です
↓皆さんの初値予想は?↓
IPO新規公開株ブログランキングへ
コメントフォーム