大手予想会社の評価が高かった旅工房(6548)のIPOが、12日(水)付けでA評価からB評価に格下げされています。
えっ?今更?とも思いますが、IPO投資に期間リスクは付きものなので仕方がありません。
WIN太郎は全て落選でしたが、旅工房(6548)のIPOに当選している方にとってはちょっと残念な情報だと思います。
旅工房(6548)IPOが下方修正された理由
下方修正された理由は「地政学リスクの高まりから旅行業界に与える影響を考慮して」というニュアンスです。
まあ、至極当然の理由ではあります。現に回復しかけていた韓国旅行は手控えられているというニュースも出ています。
個人的には緊迫した地域を避ければ問題ないのでは?と思いますが、多少ながらも全体的なパイは減少すると思われ、心理的に旅行自体を取りやめる方もいるかもしれません。
そうなるとオンライン旅行会社である旅工房(6548)にも多少の影響は出そうです。「てるみくらぶ」の破綻では不安を覚えませんでしたが、今回は少し気になります。
とは言え、「当初の期待ほどではなくなった」という程度なので、旅工房(6548)のIPOが公募割れするレベルでは全くありませんので、過度な心配は不要だと思います。
しかし、『地政学リスク』というのは本当に厄介ですね…。経済番組のコメンテーターや評論家の方々も、口を揃えて「地政学リスク」を連呼しながら株価下落の理由を語っています。
「地政学リスク」と言われたらどうしようもありません…。さらに、今回の場合は終着点も見えにくいので余計に厄介です。
米朝で電撃和解することはあり得ないので、この緊張感がいつまで続くのか見通しが立ちません。時間の経過と共に有耶無耶になっていくのを待つしかなさそうです。
日経平均株価も18,000円が視野に入るほど下落しており、マザーズ指数も節目の1,000Pを割れています。
円高も厳しいですが、これは株価の下落とは違って解せないです。「有事のドル買い」とは言いませんが、有事リスクのある国の通貨が買われるのは不思議な気がします。まあ、円高で日本株が下がるのも納得いきませんが…。
アセンテック(3565)のIPOにも影響はある?
直近IPOも今日こそ少し反発しましたが、ここ数日厳しい展開が続いています。
相場全体が冴えない時は逆にIPO銘柄が注目されて上げることも多いですが、地政学リスクの場合は素直に同調してしまいますね。
そこで気になるのは本日ブックが締め切りだったアセンテック(3565)のIPOです。
にほんブログ村では過去に例を見ないほどIPOチャレンジポイントによる当選ライン予測の記事を見かけました。
↓皆さんの当選ライン予測↓
にほんブログ村へ
複数当選が目指せそうなA級IPOなので当然かもしれませんが、予想以上に盛り上がっていた印象です。
その影響もあるため、個人的にはIPOチャレンジポイントによる当選ラインがより高くなりそうだと危惧していました。
しかしながら、今の現状を見て急遽投入するポイント数を減らした方もいるようです。となると、思ったほどIPOチャレンジポイントによる当選ラインは上がらないかもしれません。
WIN太郎は欲張りなのでポイントを温存しましたが(笑)、家族にはそれなりにポイントを投入させました。結果は明日判明しますが、仮に当選してもそれが正解なのか「初値」が付くまで判りません。
旅工房(6548)のIPOが影響を受けるのは業態的にもタイミング的にも仕方がないですが、個人的にはアセンテック(3565)のIPOに関しては、さほど心配していません(逆に多大な期待もしてません)。
↓皆さんの初値予想は?↓
IPO新規公開株ブログランキングへ
旅工房(6548)とアセンテック(3565)のIPOを終えると、GWを挟んでIPOの空白期間に入ります。まだ証券口座が少ない方は、この期間を利用して口座を増やしておくことをお勧めします。
コメントフォーム