SGホールディングス(佐川急便)が今秋にも東京証券取引所にIPO(新規上場)するとの発表がありました。
SGホールディングス(佐川急便)は以前から上場が噂されていましたが、ようやく実現しそうです。
SGホールディングスが東証に上場申請
物流大手の佐川急便を傘下に持つSGホールディングス(HD)は14日、東京証券取引所に株式を上場申請したと発表した。
東証の承認を得られれば、今秋にも上場することになりそうだ。時価総額は3000億円規模になるとの見方も出ている。
人手不足で国内の物流事業を取り巻く環境が厳しくなっており、上場で得た資金は、省力化のためのIT(情報技術)投資や、アジア企業の合併・買収(M&A)などに充てる見通しだ。上場で企業イメージを高め、採用力の強化につなげる狙いもある。
SGHDは2018年3月期に、連結売上高を前期比7・5%増の1兆円、最終利益を16・0%増の330億円に引き上げる計画を掲げている。16年には、将来の経営統合も視野に、日立物流と資本・業務提携しており、上場が実現すれば統合協議に弾みがつく可能性もある。
引用元:YOIURI ONLINE(2017/6/14)
佐川急便やSGホールディングスのHPでも東京証券取引所に上場申請を行ったことを公表しています。
【SGホールディングス】SGホールディングス、上場申請実施のお知らせ(2017/06/14)
報道によるとSGホールディングスの時価総額は3,000億円規模とのことです。
同業で既に上場しているヤマトホールディングス(9064)の時価総額は約9,400億円、日本通運(9062)が約7,000億円となっています。
仮に時価総額を3,000億円とした場合、IPOで公開するのが50%でも約1,500億円の吸収規模になります。
今年の大型IPOではスシロー(3563)が約760億円、次にマクロミル(3978)で約530億円の吸収規模だったので、それらを上回る今年最大のIPOになりそうです。※昨年のJR九州(9142)は約4,160億円でした
主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券と大和証券との観測ですが、何れにせよ本気で当選を狙いに行けば複数単位での当選も十分に可能と思われます。
大手予想会社の評価が気になるところですが、公開規模や想定価格などの条件次第なのでまだ何とも言えません。しかし、大型IPOの場合はD評価となるのが一般的で、C評価が付くのは稀です。
仮にD評価となると悩みどころのIPOになりそうですが、Amazon問題で何かと話題の物流関連であり、昨年には佐川急便が将来的な経営統合も視野に日立物流と資本・業務提携しているため、様々な思惑から人気化する可能性もあります。
WIN太郎は、JR九州や日本郵政グループの時のように大量確保で勝負するか無難に見送るかはまだ分かりませんが、しっかりと準備だけはしておくつもりです。
時価総額の規模からすれば東証一部への上場は確定的であり、既に上場申請を済ませたのであれば、不備がない限り上場審査を経て予定通りIPO承認されると思われます。
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主幹事と目される三菱UFJモルガン・スタンレー証券や大和証券含め、SGホールディングスIPOの複数当選を目指すなら証券口座数が勝負です。
三菱グループのカブドットコム証券や100%完全抽選のマネックス証券など、まだお持ちでない証券口座があるようでしたら早めに準備しておきましょう。
何はともあれ、秋頃と言われているSGホールディングスのIPOを楽しみに待ちたいと思います^^
前受金不要の岡三オンライン証券
タグ :SGホールディングス 佐川急便
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