先週アップした岡三オンライン証券様へのインタビューの後編です。
IPOの取扱いやキャンペーンについてお聞きした前編は以下です。
⇒ IPO取り扱い急増の理由は?(前編)
今回はIPO以外でも使えるサービスや気になる「一般信用取引」の取扱いについてお聞きしました。
お相手は前回同様、営業推進部マネージャーの田村篤史様です。
前受金不要!IPO取り扱い急増!
投資信託のノーロード化や最低投資金額(100円)の引き下げについて
WIN太郎:IPOの取扱拡大もさることながら、『ReBorn』では「ZEROファンドプログラム」と銘打って投資信託のノーロード(手数料無料)化(5月~)や、最低購入金額(積立も含む)を100円にする(7月~)など積極的なサービスを展開されています。こうした大胆なサービスを始められた背景などをお聞かせいただけますか。
田村様:当社はネット証券として後発である分、少し尖った(目立った)サービスを仕掛けていかなければなかなか認識をしてもらえません。そこで、投資の入り口として取り組みやすい投資信託をノーロードで、しかも100円から購入出来れば、投資初心者の方でも気軽に始められると考えました。複数の投資信託でポートフォリオを組むことも可能ですので、最初から株の売買で大きな上げ下げを経験するのではなく、まずは最初のステップとしてハードルの低い環境を用意させて頂きました。
WIN太郎:その中で『投信ロボ』というユニークなシステムも取り入れておられるようですが、『投信ロボ』の概要や特徴などもお聞かせいただけますか。
田村様:『投信ロボ』は7月末からスタートしたサービスで、簡単に言えば7つの質問に答えて頂き、それに合った投資信託をオススメするというものです。モーニングスターさんのロジックを使っており、そのポートフォリオに基づいて購入してみましょう、といった内容になっております。
結局100円で投資信託が買えるとなっても、何を買ってよいのか分からないという方もいらっしゃいます。そのために『投信ロボ』というツールを用意し、まずは100円でも試して頂いて「投資を実感」して頂くというのが狙いです。
WIN太郎:『投信ロボ』は投資初心者の方たちのハードルを出来るだけ下げるツールの一つということですね。実際のところ『投信ロボ』の評判は如何ですか?
田村様:具体的な利用者数などは控えさせていただきますが、実際の評判はすごく良いです。やはり何を買ったらよいか悩む方も多くいらっしゃるようで、そういった方にはとても喜ばれてご利用いただいております。
他社では1,000を越える投資信託を揃えていらっしゃるところもございますが、数が多くても投資信託の名称も似ていて選び難い部分もあるのではないでしょうか。初心者の方がそういうところで気持ちが萎えてしまう部分もあると思われます。
当社では約220の投資信託を用意させて頂いていますが、これは初心者の方でも選びやすいよう自信をもってお勧めできるものに厳選して提供させて頂いております。
『#カブトレンド』について
WIN太郎:岡三オンライン証券様では、SNSの情報をAIで解析・分析し投資情報として提供する新しい投資情報ツールである『#カブトレンド』をリリースされましたが、その概要やオススメの使い方がありましたらお聞かせください。
田村様:一言でいうと「スクリーニング」ですね。投資信託のところでもお話しましたが投資信託だけでなく株の銘柄選びでも何かアシストできないかという視点です。
今は昔と違ってツイッターやフェイスブックなどのSNSで多くの情報が流れています。しかしその情報もどれが大事なのか分かり難い。そこで『#カブトレンド』を使うと、それらをギュッと集めて、今はこんな銘柄が話題になってますよ、と教えてくれるものです。
※クリックで拡大します
これらの情報はスマホやタブレットで確認できてその場で注文も出せるようになっており、盛り上がり度ランキングやネガティブ・ポジティブ、今話題の銘柄などがすぐに把握でき、そのまま注文することも可能となっております。
一昔前は雑誌や新聞から情報を得る時代でしたが、それがネットに移行して、現在はツイッターを中心に投資家の方々が情報交換する時代になっています。しかし初心者の方はそういった情報がどこに書かれているのか全くわからない状態です。
これから投資を始める方に「こういう風に情報を調べてください、見てください」という現状をなるべく知って頂きたいという部分も含めて、こういったサービスを展開しております。そして今後も出来るだけ初心者の方が始めやすいようなサービスを揃えていこうと考えております。
一般信用取引について
WIN太郎:新成長計画『ReBorn』の計画初年度に「一般信用取引の取扱開始」とありましたが、いつ頃を目途に始められる予定しょうか?また、WIN太郎は立会外分売取引も好きなのですが、岡三オンライン証券様では今後導入される予定はありますでしょうか?
田村様:一般信用取引に関してはまだ開始時期は未定ですが、現在準備している段階です。そう遠くないところで具体的なスケジュールを公表できそうです。立会外分売取引については今のところ予定はしておりません。しかし、今後要望等が多くあれば検討していくことになると思われます。
その他にも今年度中には株の取引手数料の見直しを実施する予定であり、次年度以降には、貸株サービス、取引ツールの統合・資産管理ツールの導入などサービスの拡充を次々と進めていく予定です。
WIN太郎:個人的には一般信用取引の取扱いを心待ちにしております。是非とも使いやすくて便利なシステムをお願いいたします。
WIN太郎:最後になりますが、岡三オンライン証券様から個人投資家に向けて「これが自慢!」「ココがオススメ!」といったポイントがありましたらご紹介ください。
田村様:やはり当社では投資信託のノーロード化や最低投資金額(100円)の引き下げといった部分に自信を持っております。また、IPOにおいては「事前入金不要」というのは投資家様にとってもメリットだと思われますので、今後取扱数も多くなるので是非とも当社でご参加いただければと思います。
他にも『#カブトレンド』や『投信ロボ』などIPO以外でも数多くのサービスを用意しており、寄り前や引け後にはメールで銘柄選びの参考となる様々な情報も配信しております。
それらを是非参考にして頂き、今後の投資にお役立ていただければと思います。
WIN太郎:岡三オンライン証券は熟練の方が満足できるサービスだけでなく『初心者の方に優しい証券会社』を目指して進化しているのが良く分かりました。今後も益々のご活躍を期待しています。
今回はありがとうございました。
前受金不要の岡三オンライン証券!IPO取り扱い急増!
コメントフォーム