アルヒIPOの初値予想と参加スタンスです。
アルヒ(7198)は、フラット35を中心とする住宅ローンの貸付及び回収を行うモーゲージバンク事業を展開している企業です。
IPOラッシュ中の大型案件で、投資ファンドによる出口色が強いためか、大手予想会社はD評価を付けています。
アルヒIPOのブックビルディングは11/28(火)からスタートし、締切は12/4(月)です。
アルヒ(7198)IPOの仮条件
1,150円~1,340円
アルヒ(7198)IPOの仮条件は、想定価格の1,340円を上限としてやや弱めに設定されました。上限価格で計算した今期予想PERは約10.5倍、吸収規模は約256.2億円(国内分は159.5億円)となります。
アルヒ(7198)のIPO参加スタンス
野村證券 | 見送り |
みずほ証券 | 見送り |
USB証券 | 口座なし |
SMBC日興証券 | 見送り |
大和証券 | 見送り |
SBI証券 | 参加 |
現段階ではSBI証券でのポイント狙い以外は見送る予定です。
アルヒ(7198)のIPO評価ポイント
同社の「ARUHIフラット35」は7年連続シェアNo.1を獲得しており、事業的には安定性もあります。
年間約20兆円という住宅ローン市場で、金融危機や東日本大震災にも大きく左右されず着実に成長してきたのは凄いですね。
大株主で売出人の投資ファンドCJP CSM Holdings,L.P.が全体の約80%を保有しており、IPOで放出後も30%以上を残しますが、残株には180日のロックアップがかかっています。
しかし、公募ゼロの売出しのみで吸収規模が256億円(国内で160億円)というのは重いですね…。投資ファンドの出口案件と見られている点もマイナスです。
しかもこのIPOラッシュで前日には注目のSGホールディングス(9143)含めて4社同時上場…。当日もA級IPOのエル・ティー・エスと同日の上場となります。
単独で見れば評価できる部分もありますが、このIPOラッシュの中で突撃するのはリスクが高いように感じます。
他に有望なIPOも多いので、そちらに集中しようと思います。
アルヒ(7198)の初値予想
公募価格近辺
アルヒ(7198)のIPOは、公募割れも視野に入れた公募価格近辺の初値予想とします。
中身的には面白そうな気もしてますが、同じ大型IPOで勝負するならSGホールディングス(9143)かカチタス(8919)に魅力を感じてます。
大手予想会社の現段階での初値目途は1,340円~1,500円となってます。※仮条件決定前の数値です
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