初値持越しとなっていたみらいワークス(6563)IPOに初値が付きました!
みらいワークス(6563)IPOは、公募価格1,840円の3.3倍となる6,080円の初値を付け、終値は6,600円となりました。
みらいワークス(6563)の日中足チャート
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初値直後に爆弾投下!?
チャートを見ただけでは分かりませんが、みらいワークス(6563)の初値形成直後にはちょっとした「事件」がありました。
本日も買い気配からスタートしたみらいワークス(6563)は、徐々に合致点を切り上げながら10時23分に6,080円で初値を付けましたが、その直後に5,900円の「特別売り気配」となっていました。
WIN太郎は残念ながら初値形成の瞬間は見逃しましたが、気付いた時には5,900円に81,500株の大きな売り玉が鎮座していました…。
この大口はVC(ベンチャーキャピタル)の爆弾?いや、VCはなかったはずなので誤発注?と推測しながら、急いで目論見書を確認してみました。
すると、売り玉の81,500株以上の株式を保有しているのは、代表取締役の岡本氏と、以前に代表を務めていたこともある佐藤氏の2名のみで、岡本氏の74万株には90日のロックアップがかかっています。
WIN太郎は見逃していたのですが、よく見ると佐藤氏保有の22万株には公募価格の1.5倍以上でロックアップの解除条項が付いていました。
ということで、消去法からこの売り玉は佐藤氏のものと推察されます。
既に佐藤氏はみらいワークス(6563)を離れているようで、辞める前には代表の岡本氏を初めとする会社関係者等に一部を譲渡しており、この22万株はその残りとなります。
今回のタイミングで何株放出したのか分かりませんが(10万株位?)、この売り方はちょっと驚きですね…。
以前みらいワークス(6563)の代表を務めたこともある人物が、このタイミングで一気にまとまった売りを出すのは如何なものかと…。
とは言え、法令違反をした訳ではなく、佐藤氏からすれば正当な権利を行使しただけのことです。
マナーというか道義的には首を傾げたくなりますが、生き馬の目を抜く株式市場でそんなことを言っても仕方がないのかもしれません。
投資家側として「そうしたリスクもある」と認識しておかなければいけないだけかもしれませんね…。
しかし、高値で売るにしても別のやり方があったと思います。少なくともVCなら相場を壊さぬよう上手く捌くはずです。
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今回の件で可哀そうなのは「初値買いした投資家」でしょうか。その後は一時初値を奪還し、2時半過ぎからは怒涛の上昇で高値を更新しましたが、狼狽してロスカットした投資家も多いと思われます。
81,500株の売り板は数分後に消えましたが、その後もいつ降ってくるか分からないので、探り探りの展開となっていました。最後はそのリスクを取って買い上がった投資家の勝利ですね。
終わってみれば後参戦の投資家には最高の押し目を提供したことになり、最後はピン引けに近いので、売却を堪えた当選組にとっても良かったのかもしれません。
ちなみにWIN太郎も久々にデイトレして100円だけ鞘を抜きました。
ええ、即金明けでもダダ下がりのナレッジスイート(3999)は見て見ぬ振りです(笑)
何してんだか(><)
IPOチャレンジポイントの価値はいくらだった?
今回のIPOチャレンジポイントの1ポイント価値は1,483円となり、WIN太郎の家族が当選していたイオレ(2334)よりも高いパフォーマンスとなりました。
この2銘柄ではみらいワークス(6563)にポイントを使った方が正解でしたね^^
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初日値付かずとなったIPOの初値と翌日の株価
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コメントあっぱれ(*^_^*)
世紀の空売り王様
ありがとうございます^^