ラクスルIPOの初値予想とIPO参加スタンスです。
ラクスル(4384)は、印刷のシェアリングプラットフォーム「ラクスル」を運営している企業であり、インターネット上で名刺やチラシ、ポスターやカタログ等の印刷物を販売しています。
ラクスルは印刷工場を所有しないファブレス(生産委託)で、日本全国の印刷会社をシェアリングプラットフォームで統合し、受けた注文を各印刷工場に依頼して印刷・発送を行います。
大手予想会社の評価はD評価となっており、ブックビルディングは5/16(水)から5/22(火)となってます。
ラクスル(4384)IPOの仮条件
1,300円~1,500円
ラクスル(4384)IPOの仮条件は、想定仮条件1,300円~1,500円(平均1,400円)と同じ範囲で設定されました。上限価格で計算した今期予想PERは6,818倍、吸収規模は約188.9億円となります。
ラクスル(4384)IPOの参加スタンス
大和証券 | 検討中 |
三菱東京UFJMS証券 | 検討中 |
みずほ証券 | 検討中 |
SBI証券 | 参加 |
SMBC日興証券 | 検討中 |
マネックス証券 | 検討中 |
カブドットコム証券 | 検討中 |
ラクスルのブック参加は、SBI証券以外はギリギリまで検討して決めたいと思います。
ラクスル(4384)IPOの評価ポイント
ラクスルは印刷業界の遊休設備を活用するというシェアリング・エコノミーのビジネスモデルで急速に業績を伸ばしています。
前期までは利益ベースで赤字でしたが、2018年7月期の業績は売上高が前期比37.0%増と大幅な増収となる見込みであり、経常利益も僅かですが赤字を脱して黒字転換する見通しとなっています。
ネット印刷の潜在需要も大きいため、ラクスルのビジネスモデルや将来性は高く評価されています。
とは言え、ネット印刷業界は最大手のプリントパックなど競合も多くあり、ラクスルがオンリーワン企業と言う訳ではありません。
公開規模もマザーズ市場で約189億円と大きい点が懸念されます。
VC(ベンチャーキャピタル)の存在も思っていた以上に多く、概ねロックアップがかかっているので初値形成時の売り圧力とはならないものの、VCの圧力に押されてIPOを急いだ感も否めません。
ラクスルは待ち望まれていた有望ベンチャーのIPOではありますが、より注目度の高いメルカリIPOの発表で霞んでしまった印象もありますね。
公募割れのリスクは比較的少ないようにも見えますが、メルカリとは違って大きく跳ねるイメージも湧き難いところです。
WIN太郎は銘柄によって「全力参加」か「見送り」かを明確にして臨むケースが多いのですが、今回は参加するにしても一歩引いたスタンスになりそうです。
ラクスル(4384)IPOの初値予想
1,600円
ラクスル(4384)のIPOは、公募価格を1,500円として+100円上回る1,600円の初値予想とします。
閑散期明け一発目のIPOということでスケジュール的には恵まれていますが、やはり公開規模の大きさが気になりますね。
個人的にはリスクを取って臨む割には「見返り」が少ないように思えます。
大手予想会社の現段階での初値目途は1,500円~1,700円となってます。※仮条件決定前の予想です
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