ランディックスがIPO(新規上場)承認されました。
ランディックス(2981)の上場日は12/19(木)で、上場市場は東証マザーズとなります。
主幹事は大和証券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は12/4(水)~12/10(火)となってます。
本日はユナイトアンドグロウ(4486)とスペースマーケット(4487)のIPOも新規承認されています。
ランディックス(2981)の事業内容
ランディックス(2981)は、富裕顧客層を中心とした不動産売買、仲介、顧客と建築業者等とのマッチングサービス等を展開しており、ITを活かした「sumuzu」の運営も行っています。
主力の「sumuzu(スムーズ)」事業では、不動産の仕入れから販売、売買に係る仲介、オーダーメイド住宅のマッチング、建築後のアフターフォローに至るまでのプロセスをワンストップソリューションで提供。GRANDEは不動産の開発、分譲事業を展開しています。
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ランディックス(2981)は、平均年収1,000万円超の占める割合が高い城南エリア(世田谷区・目黒区・渋谷区・港区・品川区・太田区)をターゲットとしており、オーダーメイド住宅に特化したメディアサイトの「sumuzu」は、半年でユニークユーザーが260%増加しています。
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「不動産の購入は一生に一度」とも言われますが、同社のターゲットである富裕層は、一度購入後も比較的短期間で複数回の取引を行う傾向にあり(収益用不動産、セカンドハウス、親族用等)、同社の累計顧客データ(2019年3月末約8,000件⇒2019年9月末約9,700件)は、高い顧客満足度を背景にリピート購入や紹介者獲得の強みとなっています。
ランディックス(2981)の各種経営指標
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ランディックス(2981)のIPO基礎情報
証券コード | 2981 |
社名 | 株式会社ランディックス |
業種 | 不動産業 |
事業内容 | 富裕顧客層を中心とした不動産売買、仲介、注文住宅マッチングサービスの提供及び自社ポータルサイト「sumuzu」の運営 |
上場日 | 12/19(木) |
上場市場 | 東証マザーズ |
公募株数 | 400,000株 |
売出株数 | 250,000株 |
OA | 97,500株 |
想定発行価格 | 1,530円 |
仮条件 | 12/3に決定 |
最低必要金額 | 15.3万円 |
吸収金額 | 11.4億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 41.8億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 12/4~12/10 |
公募価格決定日 | 12/11 |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | SBI証券 みずほ証券 楽天証券 岡三証券 岩井コスモ証券 SMBC日興証券 岡三オンライン証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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ランディックス(2981)のIPO評価
ランディックス(2981)は富裕層に特化した不動産のワンストップサービスで、急速に業績を伸ばしているようです。
家作りは思った以上に時間もお金も掛かると言われてますが、その分だけ業者の利益も大きい事業でもあるため、同社の富裕層やエリアを絞った戦略は得られる果実も大きそうですね。
ランディックス(2981)の公開規模は想定価格ベースで約11.4億円となっており、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
代表の岡田氏とその管理会社や親族で総株数の約9割を保有しており、上場後もその割合は約8割になる予定です。
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既存株主や新株予約権者には上場後90日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
IPOラッシュによる過密日程は気になるところですが、同社は比較的小さめの公開規模で需給面の優位性もあり、不動産テックというテーマ性もあるため、それなりに期待出来そうなIPOに見えます。
ランディックス(2981)の初値予想
一発目の初値予想は11/20(水)か11/21(木)に追記します
※ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄は近日中に更新します
2,450円(初値予想第一弾:11/21記)
※二発目の初値予想は仮条件が決定する12/3(火)以降にアップします
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