リビングプラットフォームがIPO(新規上場)承認されました。
リビングプラットフォーム(7091)の上場日は3/17(火)で、上場市場は東証マザーズとなります。
主幹事は野村證券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は2/28(金)~3/5(木)となってます。
本日はミアヘルサ(7688)のIPOも同日の上場で新規承認されています。
リビングプラットフォームの事業概要
リビングプラットフォーム(7091)は、介護事業・障がい者支援事業・保育事業等を展開している企業です。
同社ではこれらの事業をライフケア事業と称し、それぞれの事業で相乗効果を発揮させ、地域社会のインフラを創造していくことを目的としています。
※クリックで拡大します
介護事業では、有料老人ホーム、認知症対話型共同生活介護(グループホーム)及び高齢者向け住宅を中心とした各種介護サービスを提供しています。
2019年12月末時点で介護施設は43棟となっており、そのうち自社開発が20棟、事業継承が23棟となっています。
同社グループが開設する建物「ZEN(然)」
今後も自社開発と事業継承を両輪として成長させ、首都圏を中心として有料老人ホームや高齢者グループホームをおおよそ均等に開設していく予定です。
障が者支援事業では、勤労継続支援B型及び相談支援・自立訓練(生活訓練)・共同生活援助を展開しています。
リビングプラットフォームの障が者支援事業は、障がい者の自立した生活を実現するためのトータルサポート大勢の構築を重視しています。
保育事業では、認可保育所及び当グループの福利厚生サービスの一環として企業主導型保育所の運営を行っています。
国の保育指導指針の改定により、養護だけでなく教育が求められる中、同社は教育を重視するだけでなく、グループの高齢者向けの事業所との連携において世代間交流を深め、子供の生き抜く力を養う支援を行っています。
また、リビングプラットフォームは上記の3事業に加え、給食サービスや求人広告サービス、不動産保有・賃貸等も手掛けています。
リビングプラットフォーム(7091)の各種経営指標
※クリックで拡大します
リビングプラットフォーム(7091)のIPO基礎情報
証券コード | 7091 |
社名 | 株式会社リビングプラットフォーム |
業種 | サービス業 |
事業内容 | 介護事業、保育事業、障がい支援事業 |
上場日 | 3/17(火) |
上場市場 | 東証マザーズ |
公募株数 | 155,000株 |
売出株数 | 136,000株 |
OA | 43,600株 |
想定発行価格 | 3,340円 |
仮条件 | 2/26に決定 |
最低必要金額 | 33.4万円 |
吸収金額 | 11.2億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 51.2億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 2/28~3/5 |
公募価格決定日 | 3/6 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | 大和証券 SBI証券 みずほ証券 エース証券 極東証券 DMM株(委託?) |
主幹事は前受金不要でIPO抽選に参加できる野村證券。SBI証券も幹事入りしています。
前受金不要でIPO抽選に参加できます
リビングプラットフォームのIPO評価
リビングプラットフォーム(7091)は2011年の創業とまだ若いですが、代表の金子氏が十数度にわたる、介護・保育・障がい者支援事業やその周辺事業の事業承継も経ながら、この短期間で成長してきたようです。
各事業における様々な相乗効果で業績も好調に推移しており、一昨年から売上・利益ともに大きく伸びているようですね。
↓IPO投資で必須のSBI証券↓
リビングプラットフォーム(7091)の公開規模は想定価格ベースで約11.2億円となっており、VC(ベンチャーキャピタル)は3社で7.8万株が残ります。
筆頭株主の同社代表金子氏が管理するHCA社と代表個人で総株数の約90%を保有しており、上場後も約70%を保有します。
VC含む上位株主には上場後90日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
社会的ニーズの大きい事業であり、業績も良く公開規模も大きくないので、それなりに期待できそうなIPOに見えます。
リビングプラットフォームの初値予想
一発目の初値予想は2/16(日)か17日(月)に追記します
※ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄は近日中に更新します
4,200円(初値予想第一弾:2/17記)
※二発目の初値予想は仮条件が決定する2/26(水)以降にアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
IPO新規公開株ブログランキング
↓IPOを待つベンチャー投資↓
コメントフォーム