ティアンドエス(T&S)がIPO(新規上場)承認されました。
ティアンドエス(4055)の上場日は8/7(金)で、上場市場は東証マザーズとなります。
主幹事はいちよし証券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は7/20(月)~7/28(火)となってます。
例年8月はIPOが少ないですが、とりあえず1社でも承認されたので良かったです。
ティアンドエスの事業概要
ティアンドエス(T&S)は、ソフトウェア開発、保守運用及びICT検証サービスを手掛けている企業です。
事業は「ソリューションカテゴリー」「半導体カテゴリー」「先進技術ソリューションカテゴリー」と3つのカテゴリーに分類されます。
事業系統図
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ソリューションカテゴリーは、相対的に安定したベースロード的な利益体質の事業基盤であり、アプリケーション開発やインフラ構築、システムの運用保守、ヘルプデスクに至るまで、様々な技術やプラットフォームに対応するソリューションを提供しています。
現在は、キオクシアグループ(旧東芝メモリ)、東芝グループ、日立グループ等の大手企業グループを対象にサービス展開しており、その経験と実績をもとに他の大手企業や中堅企業への事業開拓を行っています。
半導体カテゴリーは、半導体工場内システムの運用・保守を支援する安定分野であり、RPA導入・運用支援や、NAND Flashメモリ工場の運用・保守サービス等も手掛けています。
先進技術ソリューションカテゴリーでは、ネットワーク・画像認識・ハードウェア制御・メモリ高速化等、最新の高度技術を駆使して、ソフトウエアの高機能化及び品質向上を実現するサービスを提供しています。
ティアンドエス(4055)の各種経営指標
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ティアンドエス(4055)のIPO基礎情報
証券コード | 4055 |
社名 | ティアンドエス株式会社 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 大手企業及び半導体工場向けシステム開発・運用保守・インフラ構築、AI関連のソフトウエア開発 |
上場日 | 8/7(金) |
上場市場 | 東証マザーズ |
公募株数 | 170,000株 |
売出株数 | 77,000株 |
OA | 30,000株 |
想定発行価格 | 2,650円 |
仮条件 | 7/17に決定 |
最低必要金額 | 26.5万円 |
吸収金額 | 7.3億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 46.4億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 7/20~7/28 |
公募価格決定日 | 7/29 |
主幹事証券 | いちよし証券 |
幹事証券 | 野村證券 SBI証券 極東証券 東洋証券 マネックス証券 岡三証券 楽天証券 岡三オンライン証券(委託取扱い決定!) むさし証券 DMM株(委託?) |
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ティアンドエスのIPO評価
ティアンドエスは、テックジャパン(1996年創業)とシナノシステムエンジニアリング(1985年創業)の合併で2016年に設立されました。
それぞれ合併前の顧客や繋がりを活かすことで、業績は2期以降から黒字化して順調に推移しているようです。
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ティアンドエス(4055)の公開規模は想定価格ベースで約7.3億円となっており、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
代表の武川氏が総株数の40%を保有しており、元副社長の渡辺氏が約14%(上場後は9.8%に)、旧シナノシステムエンジニアリング代表だった日下氏が約11%を保有しています。
既存株主には上場後90日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
派手な印象はありませんが業績は好調であり、公開規模も小さめで需給面の優位性もあるため、期待できそうなIPOに見えます。
ティアンドエスの初値予想
一発目の初値予想は後日追記します
※ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄は近日中に更新します
6,500円(初値予想第一弾:7/10記)
※二発目の初値予想は仮条件が決定する7/17(金)以降にアップします
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