I-ne(あいえぬいー)のIPO評価と初値予想です。
I-ne(4933)IPOの上場日は9/25(金)で、IPOの申し込みは9/8(火)からスタートします。
I-neの事業概要
I-ne(4933)は、ヘアケア製品、美容家電、化粧品および健康食品関連の開発・製造・販売を手掛けている企業です。
I-neは自ら生産設備を持たずに他社に生産を委託するファブレスメーカーであり、国内外での卸売販売やインターネットによる直接販売を行っています。
事業系統図
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主力製品は「植物と共に生きる」をコンセプトとした「BOTANIST(ボタニスト)」ライフスタイルブランドで、シャンプー・トリートメント、ヘアミルク・ヘアオイル、ボディーソープ・ボディミルクなど多彩なラインナップを揃えています。
同社はボタニカルカテゴリーのパイオニアであり、2019年度の「BOTANIST」ブランドの売上比率は総売上の約55%を占めています。
また、「SALONIA(サロニア)」は2019年度ヘアアイロンカテゴリーで1位を獲得した美容家電ブランドで、前期の「SALONIA」ブランドの売上比率は総売上の約26%を占めています。
I-neは他にも「skinvill(スキンビル)」や「NICOLESS(ニコレス)」「CAROME(カロミー)」など多くのブランドを持つビューティックカンパニーであり、独自のAI(人工知能)を活用した商品開発やビジネスモデルでさらなる成長を目指しています。
I-ne(4933)のIPO評価
I-neの設立は2007年で、2015年に発売を開始した植物由来のボタニカルブランド「BOTANIST」で一気に業績を拡大したようですね。
同社はヒット商品を生み出すツールとして、最先端AIシステム「インサイトスコープ”KIYOKO(キヨコ)”」を独自開発しており、世界239ヵ国のニュースサイトや口コミサイト、SNSといった約2,000万件を超えるビッグデータを解析し、消費者の潜在的ニーズをよみとっているようです。
業績的には売上的は近年頭打ちの傾向ですが、利益率は大きく拡大しているようであり、今後の「BOTANIST」の安定的な成長と新ブランドの開発に期待がかかるところです。
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I-ne(4933)IPOの公開規模は想定価格の平均ベースで約60.8億円で、VC(ベンチャーキャピタル)保有(新株予約権)は1社(89,060株)のみです。
既存株主とSO(VC除く)には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
筆頭株主は代表の大西氏が管理する資産会社で、個人保有分と合わせると現物株で100%、SO等の潜在株式を考慮しても約94%を占めます。
今回の上場で代表の大西氏がOA分含めて約75万株(個人保有分の約26%)を放出し、公募分(約171万株)と合わせた公開株数の一部は欧州やアジアの海外に販売される予定です。
9/25はSTIフードホールディングスと同時上場であり、前日に3社、翌週にもIPOが続くので、スケジュール的には厳しいところですね。
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とりあえずI-ne(4933)のIPOは海外販売分もあるため、まずはその需要も伺える仮条件が注目されるところです。
今後の仮条件次第で変わる可能性はありますが、現時点での個人的評価は「D+」とし、しっかりとした初値が見込めるIPOと見ています。
I-ne(4933)IPOのBB取扱い証券
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I-ne(4933)IPOの初値予想
I-neの初値予想は3,000円とします。
※想定価格平均=2,470円:仮条件決定前
9/3(木)の仮条件決定後に再度初値予想をアップします
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