ココペリのIPO評価と初値予想です。
ココペリの上場日は12/18(金)で、IPOの申し込みは12/3(木)からスタートします。
ココペリの事業概要
ココペリは、中小企業向け経営支援プラットフォーム「Big Advance」を中心にDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援している企業です。
「Big Advance」はビジネスマッチングなど様々な機能を持つツールで、ココペリは日本全国の金融機関にSaaS型で提供しています。
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導入金融機関は2020年9月時点で全国で42社となっており、会員企業数も年平均成長率305%のスピードで27,000社を越えています。
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各金融機関がそれぞれの取引先に対してBig Advanceブランドのサブスクリプションサービスを提供しており、中小企業は金融機関が提供するBig Advanceに加入することで、すべての機能を月額3,300円(税込)で利用できます。
ココペリの「Big Advance」の収益は、金融機関からのサービス導入時の初期費用と月額固定の保守費用、中小企業から受領する月額利用によるレベニューシェアで構成され、積み上げ型で収益を確保できます。
また、ココペリは企業のビッグデータを分析するAIモジュール「FAI」や、税理士の業務・顧客管理ツールや士業事業所などのHP作成等のITサポートサービスなども展開しています。
ココペリの業績推移
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ココペリのIPO評価
ココペリの「Big Advance」は政府による中小企業支援施策とも相まって、導入金融機関数や会員数も毎年着実に伸びています。
収益的にもSaaS型によるストック収益の積み上げで今期は黒字に転じており、今後のさらなる成長も期待できそうですね。
前受金不要でIPO抽選に参加できます
ココペリIPOの公開規模は想定価格ベースで約16.2億円となっており、VC(ベンチャーキャピタル)は計8社で約150万株が残ります。
上位株主には概ね上場後180日・90日のロックアップが掛かっており、VCの計約100万株とアドウェイズ保有の約9.3万株は、公開価格の1.5倍(想定で1,950円)以上でロックアップが解除されます。
IPOの過密日程や公開株数を上回るVCは気になりますが、事業モデルや業績水準からして期待できそうな印象です。
現時点での個人的評価は「A」とし、高い初値が望めるIPOと見ています。
ココペリIPOの取扱い証券
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | SBI証券 丸三証券 マネックス証券 松井証券 DMM株(委託?) |
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ココペリIPOの初値予想
現時点におけるココペリの初値予想は3,000円とします。
※想定価格=1,300円:仮条件決定前
12/1(火)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
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