ヤプリのIPO評価と初値予想です。
ヤプリの上場日は12/22(火)で、IPOの申し込みは12/4(金)からスタートします。
ヤプリの事業概要
ヤプリは、ノーコード(プログラミング不要)でスマホアプリを開発・運用・分析できるクラウド型のアプリ運営プラットフォーム「Yappliシステム」を企画・開発・販売しています。
Yappliシステムでは、ノーコードでありながら、「プッシュ配信機能」「ポイントカード機能」「アプリ内課金機能」「認証機能」など、一から開発したプログラムに見劣りしない40以上もの充実した機能を搭載しています。
Yappliシステムは1アプリ(iOS及びAndroidの両方を含む)1契約としており、主な収入源は初期制作サポート時の「初期制作収入」と、Yappliシステム利用料や保守運営費用として得る「月額利用料」で、「月額利用料」は、ベース利用料金と有料オプション機能やプッシュ通知を受領できる端末に応じた従量課金方式により加算される追加料金で構成されています。
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2020年9月時点におけるYappliシステムの契約アプリ件数は527件、累計アプリダウンロード数は6,500万と毎年順調に伸びており、月次解約率も2016年1月期から1%未満を継続しています。
Yappliシステムは、ワンストップで簡単にアプリを開発できるプラットフォームであり、数多くの大手企業で導入されています。
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ヤプリの業績推移
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ヤプリのIPO評価
スマホアプリを開発するには多くの手間とコストとが掛かり、しかもiOSとAndroidの異なるOSのアプリを同時に開発しなければなりません。
しかし、Yappliシステムを使えば、ドラッグ・アンド・ドロップなどの直感的な操作で2つ同時に多機能なアプリを作ることができるというのですから、凄いですよね。
まだ赤字ではありますが、この画期的ともいえるYappliシステムに対するニーズは高いと思われ、今後の急速な成長が期待されるところです。
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ヤプリIPOの公開規模は想定価格ベースで約164.9億円となっており、VC(ベンチャーキャピタル)の保有は多めで約165万株が残ります。
公開株数の半数未満を上限に、欧州及びアジアを中心とした海外市場(米国・カナダを除く)に販売される予定ですあり、同時に親引けでTSIホールディングスとアルペンにそれぞれ2.5億円分を上限として割り当てる予定となっています。
上位株主には概ね上場後180日のロックアップが掛かっていますが、ロックアップ対象外のVCも37.5万株あり、一部の既存株主保有分(約47万株)は公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
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ヤプリIPOは公開規模が大きい上に、過密日程の中で同じ大型のウェルスナビやKaizen Platformと同日上場というというのはちょっと勿体ないですね。。
ただ、人気化しやすい業態で事業的な優位性も高そうであり、まだ赤字ながらも急成長中ということで、現時点での個人的評価は「C」とします。
ヤプリIPOの取扱い証券会社
主幹事証券 | みずほ証券 大和証券 |
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ヤプリIPOの初値予想
現時点でのヤプリの初値予想は3,960円とします。
※想定価格=2,960円:仮条件決定前
12/2(水)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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