東京通信のIPO評価と初値予想です。
東京通信の上場日は12/24(木)で、IPOの申し込みは12/8(火)からスタートします。
東京通信の事業概要
東京通信は、スマホ向けアプリの開発やアフィリエイト広告事業等を手掛けている企業です。
事業的には「アプリ事業」「広告代理事業」「その他事業」に分けられ、売上構成では無料のカジュアルゲームをメインとした「アプリ事業」が主力となっています。
アプリ事業では、主にスマホ向けの無料カジュアルゲームアプリを企画・開発し、アプリ内の一部スペースを広告枠として、広告を出稿したい広告主へ提供することで、広告収入を得ています。
同社のゲームアプリは「誰でも簡単に楽しめるシンプルなゲーム」であることが特徴であり、国内向けにカジュアルゲーム、海外向けにはゲームデザインがよりシンプルなハイパーカジュアルゲームを展開しています。
広告代理事業では、主にアフィリエイト広告(成果報告型広告)代理事業を展開しており、2019年12月期からは運用型広告としてのアプリマーケティング(スマホアプリでのプロモーション活動)にも取り組んでいます。
また、同社は「その他事業」で、VCとしてインターネット企業に投資する投資事業や、WEBサービスやOA機器の代理販売等を行うソリューションセールス事業なども手掛けています。
事業系統図
東京通信の業績推移
東京通信のIPO評価
社名からしてアプリ開発事業が主力というのは意外でしたが、同社が手掛けるアプリは性別や年齢を問わず誰でも楽しめるシンプルな無料ゲームで、ゲーム内の広告配信で収益を得ています。
シンプルな無料ゲームアプリは競合も多いでしょうが、アイデア一つで開発コストも低いため、一定数のファンを獲得すれば利益率も高そうですね。
現に海外向けのハイパーカジュアルゲームでは、単月で1億円以上もの売上を記録しており、同社の業績も好調に推移しています。
東京通信IPOの公開規模は想定価格ベースで約14.4億円となっており、VC(ベンチャーキャピタル)の保有は3社で計9万株残ります。
既存株主には上場後90日のロックアップが掛かっており、一部のVCや法人・個人の保有する計20.7万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
上場日はIPOラッシュの終盤戦で、当日はグローバルインフォメーションと同日の上場になります。
公開規模は小さくはありませんが大きくもないため、事業内容や好業績を背景に人気を集めると思われます。
現時点での個人的評価は「B+」とし、高い初値が期待できるIPOとみています。
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東京通信IPOの取扱い証券会社
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東京通信IPOの初値予想
現時点での東京通信の初値予想は、2,500円とします。
※想定価格=1,250円:仮条件決定前
12/4(金)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
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