東和ハイシステムのIPO評価と初値予想です。
東和ハイシステムの上場日は12/25(金)で、IPOの申し込みは12/9(水)からスタートします。
東和ハイシステムの事業概要
東和ハイシステムは、電子カルテとiPadが融合した「歯科電子カルテ統合システム Hi Dental Spirit XR-10i」を開発・販売しています。
東和ハイシステムは、仕入れ先メーカーから機器等を仕入れ、同社が開発したシステムを搭載することで商品とし、これを歯科医院に納品・販売しています。
東和ハイシステムのシステムは、電子カルテ機能、レセプト機能に加え、インフォームドコンセント機能と歯科医院運営の利便性を高める来患分析等のアプリケーションを一元的に運用できるもので、これをタブレット端末(iPad)と連携しています。
東和ハイシステムは、顧客ごとに専任の営業サポート社員を配置し、迅速に直接訪問して対応するサポート体制を敷いています。
東和ハイシステムは、西日本を中心とした23拠点で全国3,135件(2020年10月31日時点)の歯科医院に対応しています。
2020年9月末時点での定期的なシステム買替の更新比率は、過去5年間で約95.6%(解除医院4.4%)となっています。
東和ハイシステムの業績推移
東和ハイシステムのIPO評価
同社の地域別のシェアは、中国ブロック(25.5%)、四国ブロック(36.9%)、九州ブロック(14.7%)となっており、パイの大きい関西(9.8%)や関東(0.4%)では、まだまだ開拓余地はありそうですね。
近年の業績推移はイマイチですが、今回の上場で得た資金を元に、予約システムやオンライン診療システムなど、クラウドを活用した商品サービスを拡充する予定なので、今後はそれらを武器にどれだけシェアを拡大できるかがポイントになりそうです。
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東和ハイシステムIPOの公開規模は想定価格ベースで約10.0億円となっており、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
既存株主には上場後90日のロックアップが掛かっており、価格に依る解除条項はありません。
クリスマスとなる上場日はファンペップ(4881)とSANEI(6230)で3社同時上場となりますが、需給面の優位性から妙味がありそうです。
現時点での個人的評価は「C+」として、堅調な初値が見込めるIPOと見ています。
東和ハイシステムIPOの取扱い証券
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | SBI証券 みずほ証券 SMBC日興証券 楽天証券 DMM株(委託?) |
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東和ハイシステムIPOの初値予想
現時点での東和ハイシステムの初値予想は、3,500円とします。
※想定価格=2,180円:仮条件決定前
12/7(月)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
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