T.S.IのIPO評価と初値予想です。
T.S.I(ティーエスアイ)の上場日は3/19(金)で、IPOの申し込みは3/3(水)からスタートします。
⇒ T.S.I(ティーエスアイ)IPOの上場承認とIPO基礎情報
T.S.I(ティーエスアイ)の事業概要
T.S.I(ティーエスアイ)は、サービス付き高齢者向け住宅「アンジェス」の建築や運営、介護サービスを展開している企業です。
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T.S.Iは、京都府、滋賀県を中心に岡山県、静岡県、兵庫県、愛知県、神奈川県に「アンジェス」を展開しており、2020年末で拠点数は24カ所・居室数746室となっています。
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主力の介護事業では、サービス付き高齢者向け住宅の運営に加え、訪問介護や居宅介護支援などを行っています。
サービス付き高齢者向け住宅は、日中安否確認・生活相談サービスを受けられる賃貸住宅で、アンジェスでは更に安心の24時間対応、充実の介護体制、地域連携を強化し、看取りの体制も整えています。
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訪問介護では「ケアステーションあんじぇす」、居宅介護支援では「ケアプランセンターえんじゅ」を併設し、24時間施設に人員を配置して対応しています。
また、不動産事業としてサービス付き高齢者向け住宅の設計から建築までを請け負い、アンジェスだけでなく外部運営業者が運営するサービス付き高齢者向け住宅の建築請負も行っています。
事業系統図
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T.S.I(ティーエスアイ)の業績推移
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T.S.IのIPO評価
T.S.Iはドミナント戦略で年々拠点を拡大しており、施設の稼働率(約97.2%)も高い水準で、業績も右肩上がりで好調に推移しています。
今後の高齢化社会に向け、同社の展開するサービスに対するニーズは益々高まりそうですね。
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T.S.I(ティーエスアイ)IPOの公開規模は想定価格ベースで約7.1億円と小型であり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
既存株主には上場後90日のロックアップが掛かっており、そのうち約8万株に関しては公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
事業的に派手さはないものの、今後の市場拡大が見込まれる事業で業績も好調であり、需給面での優位性も高いIPOです。
注目度の高いココナラIPOと同時上場となり、i-plugの初値持越しも濃厚なので、当日は実質3社で競合することになりそうですが、T.S.I(ティーエスアイ)の現時点での個人的評価は「A」とし、高い初値が見込めるIPOと見ています。
T.S.I(ティーエスアイ)IPOの取扱い証券
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | 大和証券 SMBC日興証券 SBI証券 西村証券 東海東京証券 DMM株(委託?) |
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T.S.I(ティーエスアイ)IPOの初値予想
T.S.Iの初値予想は3,850円とします。
※想定価格平均=1,550円:仮条件決定前
3/1(月)の仮条件決定後に再度初値予想をアップします
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