ウイングアーク1stのIPO評価と初値予想です。
ウイングアーク1stの上場日は3/16(火)で、IPOの申し込みは3/1(月)からスタートします。
ウイングアーク1stの事業概要
ウイングアーク1stは企業の情報活用を促進するソフトウェアやクラウドサービスを手掛けており、帳票基盤ソリューション「SVF」や帳票クラウドサービス「SVF Cloud」などの帳票事業を展開しています。
ウイングアーク1stは今回が3度目(過去2度延期)の申請であり、事業内容に関しては基本的に変更がないので割愛します。
⇒ ウイングアーク1stの上場承認とIPO初値予想(2019年過去記事)
⇒ ウイングアーク1stの初値予想とIPO参加スタンス(2019年過去記事)
⇒ ウイングアーク1stの上場承認とIPO初値予想(2020年過去記事)
ウイングアーク1stの業績推移
※クリックで拡大します
ウイングアーク1stのIPO評価
ウイングアーク1stはそもそも不人気の再上場&出口案件であり、2019年2020年と過去2度のIPO延期というミソも付いてしまったIPOです。
また、昨年は大型の出口案件が何れも公募割れしており、再上場でもあるウイングアーク1stに対する投資家の警戒感は強いと思われます。
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とは言え、今回は以前に比べて公開規模を大幅に縮小させており(想定価格で前回約281億円⇒今回約182億円)、需給面の不安は以前よりは後退しています。
また、業績的にも2021年2月期こそ減収減益の見込みですが、今期(2022年2月期)は2020年2月期の数値を上回る水準で増収増益の見通しとなっています。
ウイングアーク1stの公開規模は想定価格ベースで約182億円となり、東証一部上場のIPOとしては小さめです。
現時点で筆頭株主の外資ファンドがIPO時に全株売却する形で、他の既存株主や新株予約権者には上場後90日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
また、公開株数の半数未満を上限に、欧州及びアジアを中心とした海外市場(米国及びカナダを除く)に販売される予定であり、他にも6億円を上限にサーバーワークスへ親引けで割り当てられる予定です。
IPOで人気のSaaS企業とは言え、再上場のファンド出口案件ということで強気にはなれませんね。。
まずは仮条件の水準が気になるところですが、現時点での個人的評価は「D」とします。
ウイングアーク1stの取扱い証券会社
主幹事証券 | 野村證券 三菱UFJMS証券 モルガン・スタンレーMUFG証券 |
幹事証券 | みずほ証券 SMBC日興証券 大和証券 SBI証券 楽天証券 auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
前受金不要でIPO抽選に参加できます
ウイングアーク1stの初値予想
ウイングアーク1stの初値予想は公開価格近辺とします。
※想定価格平均=1,490円:仮条件決定前
3/1(月)の仮条件決定後に再度初値予想をアップします
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タグ :IPO評価 ウイングアーク1st
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