Sharing Innovations(シェアリングイノベーション)のIPO評価と初値予想です。
Sharing Innovations(シェアリングイノベーション)の上場日は3/24(水)で、IPOの申し込みは3/9(火)からスタートします。
⇒ Sharing InnovationsのIPO上場承認とIPO基礎情報
Sharing Innovationsの事業概要
Sharing Innovationsは、幅広い業種のクライアント企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を支援するDX事業や、プラットフォーム事業を手掛けている企業です。
主力のデジタルトランスフォーメーション事業(DX事業)では、システム開発やアプリ開発を行うシステムソリューション、クラウドサービスの導入を支援するクラウドインテグレーションを手掛けています。
システムソリューションでは、金融、流通、ウェブサービス、人材などの幅広い業種・業態の企業をクライアントとして、社内情報管理システムやリスク管理システム、様々な用途のネイティブアプリ等の設計・開発・導入・維持管理業務を実施しています。
クラウドインテグレーションでは、salesforce.com社が提供しているクラウドベースのCRM(顧客管理)・SFA(営業支援)ツール「Sales Cloud」、マーケティングオートメーションツール「Pardot」、人工知能(AI)ツール「Salesforce Einstein」、また、「Tableau」等等を中心としたクラウドサービスの導入も支援しています。
Sharing Innovationsでは、salesforce.com社の認定資格を保有する在籍者数が70名、資格獲得数は220個となっています(2021年2月現在)
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プラットフォーム事業では、占いを主要カテゴリーとしたネイティブアプリの企画・開発・運営を行っています。
「チャットで話せる占いアプリ-ウラーラ」は、占い師とユーザー間のオンラインチャットによる占い鑑定を可能とするアプリで、2021年1月末現在の在籍占い師数は900名、2020年12月期の平均月間利用者数は8,400名超、鑑定数は22万件となっています。
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事業系統図
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Sharing Innovationsの業績推移
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Sharing InnovationsのIPO評価
Sharing Innovationsの親会社はOrchestra Holdings(6533)で、上場後も約7割を保有する筆頭株主として残ります。
同社は通常のシステム開発にセールスフォース製品の導入を組み合わせて柔軟に開発できることが強みであり、業績も急拡大しています。
↓IPO取り扱最多級のSMBC日興証券↓
Sharing Innovationsの公開規模は想定価格ベースで約28.3億円となっており、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
↓抽選後期型の岩井コスモ証券↓
親子上場&小型のIPOでもありませんが、人気業種で業績も好調なので買いを集めそうですね。
現時点での個人的評価は「B+」とし、高い初値が見込めるIPOと見ています。
Sharing InnovationsのIPO取扱い
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | 野村證券 みずほ証券 SMBC日興証券 エース証券 岩井コスモ証券 松井証券 SBIネオモバイル証券(委託) SBIネオトレード証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
公開株数からしてSBIチャレンジポイントによる配分数は200株が予想されますが、最近の傾向を見るとどうなるかは分かりません。
翌日上場のベビーカレンダーIPOとどちらにポイントを投入するか悩みどころですね。
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Sharing InnovationsのIPO初値予想
Sharing Innovationsの初値予想は5,500円とします。
※想定価格=2,670円:仮条件決定前
3/5(金)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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