スパイダープラスのIPO評価と初値予想です。
スパイダープラスの上場日は3/30(火)で、IPOの申し込みは3/15(月)からスタートします。
スパイダープラスの事業概要
スパイダープラスは、建設業向けの建築図面・現場管理アプリ「SPIDERPLUS」を開発・販売している企業です。
同社の設立は2000年ですが、昨年11月に株式会社レゴリスからスパイダープラスへ社名変更しており、ICT事業とエンジニアリング事業で建設業の業務効率化やソリューションを提供しています。
「SPIDERPLUS」は、タブレットやスマホで建設現場の図面のペーパレス化を図ると共に、検査機器と連携してアプリの中で計測値を取り込むことで業務の効率化が出来るサービスです。
「SPIDERPLUS」には多くのオプション機能も装備されており、「杭施工記録」「工事進捗管理」「指摘管理」など、様々な需要に対して応じることが可能です。
「SPIDERPLUS」の画面イメージ
「SPIDERPLUS」の導入企業数は800社を越え、契約ユーザー数も35,000人と急速に成長しており、継続率も99%超を誇ります。
スパイダープラスの業績推移
※クリックで拡大します
スパイダープラスのIPO評価
同社は「SPIDERPLUS」の導入企業・利用者数の増加と共に業績も急速に伸びています。(ただし今期は増収減益で赤字の見込み)
労働時間も長くIT化が遅れている建設業界でのニーズは高そうであり、導入の際には1か月の無料トライアルもあるので、今後もさらなる普及が期待できそうですね。
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スパイダープラスの公開規模は想定価格ベースで約88.8億円と大きめで、VC(ベンチャーキャピタル)の保有は7社計で約178.5万株残ります。
代表含む上位株主や新株予約権者には概ね上場後90日のロックアップ(価格による解除条項なし)が掛かってますが、VC保有残の約178.5万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。また、ロックアップ対象外の玉が21.5万株残ります。※仮条件決定時(3/12)に取締役1名が保有する584,400株(うち20万株は新株予約権)のロックアップが外れました(追記)
公開株数の半数未満を上限に、欧州及びアジアを中心とした海外市場(米国及びカナダを除く)に販売される予定です。
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直近のグロース株の急落で上場時の地合いも心配されるところですが、現時点での個人的評価は「B」とし、高めの初値が見込めるIPOと見ています。
スパイダープラスIPOの基礎情報
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | 大和証券 SBI証券 いちよし証券 岩井コスモ証券 SMBC日興証券 岡三証券 みずほ証券 三菱UFJMS証券 岡三オンライン証券(委託取扱い決定!) auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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スパイダープラスのIPO初値予想
スパイダープラスの現時点での初値予想は1,850円とします。
※想定価格=1,010円:仮条件決定前
3/12(金)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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