表示灯のIPO評価と初値予想です。
表示灯の上場日は4/7(水)で、IPOの申し込みは3/22(月)からスタートします。
表示灯の事業概要
表示灯は、駅周辺案内図の「ナビタ」を主力とし、交通広告や屋外広告などを展開している企業です。
オリジナル広告媒体である駅周辺案内図の「ナビタ」は、全国の鉄道や自治体、病院などの公共施設等に設置されています。
「ナビタ」は広告機能だけでなく、地図情報、公共施設情報のほか、災害時の避難場所の情報も盛り込んでおり、高い公共性と社会インフラとしての役割も担っています。
また、設置している駅や公共施設などのロケーションオーナーは、施設利用者へのサービスだけでなく、表示灯から広告収入を得ることができるため、広告スポンサー・表示灯の3者でメリットを享受できる仕組みとなっています。
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駅周辺案内図の「ステーションナビタ」は、全国2,504駅の改札付近に設置されており、スポンサーの数は延べ44,000件を超えています。
また、市区町村等の自治体庁舎に設置される「シティナビタ」は全国996自治体への設置実績を誇り、警察施設内に設置される「公共ナビタ」は全国122か所に設置されています。
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それ以外にも、表示灯はアド・プロモーション事業として、交通媒体(車内・駅構内等)、マス媒体(テレビ・ラジオ・新聞・雑誌)、屋外媒体(看板・ボードな等)による各種広告を幅広く手掛けています。
ウェブ広告販売ではネット自社媒体も開発・運用しており、ナビタのスポンサーをウェブで紹介する「e-ナビタ」、地域グルメサイト「e-グルメ」、免税店情報「TAXFREESHOPS.JP」のほか、QRコードを撮影することでモバイル展開できるナビゲーションアプリ「ここからGO!」を展開しています。
その他、サイン事業では、ナビタ事業の取引先である鉄道会社や自治体などのネットワークを生かし、広告・看板・案内板などの企画設計から施工に至るサービスを提供しています。
表示灯の業績推移
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表示灯のIPO評価
表示灯が展開する「ナビタ」は駅や役所などでよく見かける案内図で、多くの人に馴染みのあるものと思われます。
同社は街中や駅中でも増えているデジタルサイネージも含め多くの屋外広告を取り扱っており、業績的にも今期こそコロナの影響で若干の減収減益の見込みのようですが、概ね順調に推移しているようです。
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表示灯の公開規模は想定価格ベースで約22.6億円となっており、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
既存株主には概ね上場後90日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
東証2部のIPOでやや地味な印象は否めませんが、安定的な成長も見込めるバリュー株であり、上場時に余計な売り圧力もありません。
現時点での個人的評価は「C」とし、堅調な初値が見込めるIPOと見ています。
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表示灯IPOの取扱い証券
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表示灯のIPO初値予想
表示灯の現時点での初値予想は2,350円とします。
※想定価格=1,610円:仮条件決定前
3/18(木)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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