ファブリカコミュニケーションズのIPO評価と初値予想です。
ファブリカコミュニケーションズの上場日は4/7(水)で、IPOの申し込みは3/23(火)からスタートします。
⇒ ファブリカコミュニケーションズのIPO上場承認とIPO基礎情報
ファブリカコミュニケーションズの事業概要
ファブリカコミュニケーションズは、中古車ビジネスの総合プラットフォーム「symphony」を運営するほか、SMS配信サービスやインターネットサービス、自動車整備管理システムの提供やレンタカー事業なども手掛けています。
「symphony(シンフォニー)」では、顧客・販売管理はもちろん、在庫管理システムと連動したマルチ広告出稿システムや、BtoBマーケットプレイス、オートローン・中古車ワランティーサービス、中古車輸出連携、社内グループウェアなど多彩なサービスをワンストップで提供しています。
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「symphony」では車両の簡便な仕入登録から販売後のアフターサービスまで一元管理することができる上に、一度の広告情報入力で「車選びドットコム」「CarMe中古車」「カーセンサー」「ヤフオク!」など、10以上の広告媒体にワンクリックで一括掲載することができます。
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SMS配信サービスでは、4大キャリヤ直接接続で到達率99.9%を誇る「MediaSMS(メディアSMS)」を法人向けに展開しています。
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「MediaSMS(メディアSMS)」は大企業から中小企業まで業種を問わず利用されており、2021年1月末時点での導入社数は2,500社以上となっています。
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インターネットサービスでは、中古車ソリューション事業やSMSソリューション事業のWEB集客支援を担うほか、車買取事業者への一括査定サービスの提供や、「車選びドットコムの一括査定」「CarME」など、様々な自社メディアやサービスを展開しています。
ファブリカコミュニケーションズの今後の事業戦略
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ファブリカコミュニケーションズの業績推移
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ファブリカコミュニケーションズのIPO評価
ファブリカコミュニケーションズの 「symphony」はSaaS型のクラウドサービスで、全国の自動車販売店に提供することで定期的に利用料を得ています。
また、成長市場のSMS配信サービスでは、SMSの送信数に応じて課金する従量課金で収益を得ており、その他インターネットサービスや従来からのオートサービスも含め、近年業績を拡大させています。
前受金不要でIPO抽選に参加できます
ファブリカコミュニケーションズの公開規模は想定価格ベースで約32.4億円で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
筆頭株主はカービュー(carview)で今回の売出しにより持分会社からは外れますが、上場後も約16.3%を保有します。
上位株主には上場後180日のロックアップが掛かっており(下位はなし)、法人と個人の計約26.6万株に関しては、公開価格の1.5倍以上&初値形成後でロックアップが解除されます。
ファブリカコミュニケーションズ(4193)は小粒なIPOではありませんが、SaaS型を含む様々な収益モデルを有して業績を伸ばしているため、現時点での個人的評価は「B」とし、高めの初値が見込めるIPOと見ています。
ファブリカコミュニケーションズの取扱い証券
主幹事証券 | 東海東京証券 |
幹事証券 | SBI証券 野村證券 楽天証券 SMBC日興証券 いちよし証券 岡三証券 エース証券 マネックス証券 松井証券 水戸証券 岡三オンライン証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
↓口座数が少なくて狙い目の東海東京証券↓
ファブリカコミュニケーションズのIPO初値予想
ファブリカコミュニケーションズの現時点での初値予想は9,500円とします。
※想定価格=5,500円:仮条件決定前
3/22(月)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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タグ :IPO評価 ファブリカコミュニケーションズ
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