日本電解がIPO(新規上場)が承認されました。
日本電解IPOの上場日は6/25(金)で、上場市場は東証マザーズになります。
主幹事はSMBC日興証券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は6/10(木)~6/16(金)となってます。
本日は6社のIPOが承認され、これで6月の第4週は4日間で計13社となり、年末や年度末並みのIPOラッシュとなりました。
嬉しいような嬉しくないような(><)
日本電解IPOの各種経営指標
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日本電解IPOの基礎情報
証券コード | 5759 |
社名 | 日本電解株式会社 |
業種 | 非鉄金属 |
事業内容 | 電解銅箔の製造販売 |
上場日 | 6/25(金) |
上場市場 | 東証マザーズ |
公募株数 | 50,000株 |
売出株数 | |
OA | |
想定発行価格 | 2,480円 |
仮条件 | 6/9に決定 |
最低必要金額 | 24.8万円(想定価格で計算) |
吸収金額 | ⇒ 140.0億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 179.8億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 6/10~6/16 |
公募価格決定日 | 6/17 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | 野村證券 SBI証券 マネックス証券 楽天証券 岩井コスモ証券 水戸証券 DMM株(委託?) |
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日本電解は電解銅箔(プリント基板の導体パターンを作る銅張積層板の銅の層に使用している薄い銅のシート)の製造販売を手掛けている企業です。
日本電解の電解銅箔は、電気自動車のリチウムイオン電池の素材や携帯電話など5G関連デバイスを含む電子機器の回路基板の素材等に使われており、業績は好調に推移しているようです。
日本電解の歩み
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日本電解の取扱製品
日本電解IPOの公開規模は想定価格ベースで約178.0億円 ⇒ 約140.0億円となります。(6/9変更)
既存株主はわずか3社で、筆頭株主はのファンド(約89%)と第2位株主の日鉄ケミカル&マテリアル株式会社(10%)は上場時に全株放出予定であり、第3位の徳岡工業(1%:7.2万株)が唯一の株主として残る形です。 ⇒ 筆頭株主はのファンド(約89%)が保有分の約2割となる約152万株を残し、第2位株主の日鉄ケミカル&マテリアル株式会社(10%)は上場時に全株放出、第3位の徳岡工業(1%:7.2万株)と筆頭株主のファンドのみ残ります。(6/9変更)
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
また、一部の株式は欧州及びアジアを中心とした海外市場(米国及びカナダを除く)に販売される予定です。
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個人的には電解銅箔自体がよく理解できず、将来的にこの事業が有望であり続けるのかも想像がつきません。
また、国産ファンドでシンプルな株主構成でありながら、MAXに近いオファーリングレシオという極端なIPOでもあり、正直どう見れば良いのか分かりません(苦笑)
まあ業績は好調で脱炭素のESG関連というテーマ性もありますが、この公開規模と日程は厳しいところであり、何よりこの豪快なIPO政策をどう捉えれば良いのか…。
とりあえず予想会社の評価や仮条件を待つしかありません。。
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