ペルセウスプロテオミクスのIPO評価と初値予想です。
ペルセウスプロテオミクスの上場日は6/22(火)で、IPOの申し込みは6/4(金)からスタートします。
ペルセウスプロテオミクスはSBI証券が主幹事となっています。
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ペルセウスプロテオミクスの概要
ペルセウスプロテオミクス(4882)は東京大学発の創薬バイオベンチャーで、蛋白質発現・抗体作製技術を基盤に診断・創薬標的に対応する抗体の医療への活用を目指しており、医薬品シーズ抗体を創生する事で、がん及びその他疾患の治療用医薬品の研究開発しています。
ペルセウスプロテオミクスの開発パイプラインは以下の通りで、20年4月より固形がん対象である「PPMX-T002」の第Ⅰ相試験が日本で開始されています。
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東京大学先端科学技術研究センター・システム生物医学ラボラトリー(LSBM)で開発された技術基盤のタンパク質発現技術は、従来調製が困難であった膜蛋白質を効率的に発現し、これを動物免疫法と組み合わせる事で、親和性の高い抗体の効率的な取得を可能にしています。
同社の長年の経験に基づいたハイブリドーマ法と、独自のスクリーニング技術で特許を有するファージディスプレイ法により、高機能抗体を取得した上で、必要により抗体に遺伝子工学的な改変あるいは科学的な修飾を施し、抗体医薬品候補としての研究開発を進めています。
事業系統図
ペルセウスプロテオミクスの業績推移
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ペルセウスプロテオミクスのIPO評価
ペルセウスプロテオミクスは昨年3月のIPOを一度中止しており、今回は改めての上場申請となります。
ペルセウスプロテオミクスは富士フイルムの持ち分法適用関連会社であり、富士フイルムの保有は約298.8万株(32.39%)で前回(48.62%)からシェアは低下しています。
その分、新たにエムスリー(44.4万株:約4.82%)やVC等が資本参加しており(20年11月:@450円)、時価総額は前回の承認時より若干拡大しています。
また、今回は海外への販売が予定されており、主幹事もみずほ証券からSBI証券に変更となりました。
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ペルセウスプロテオミクスIPOの公開規模は、想定価格ベースで約33.0億円となります(前回の承認時は約32.8億円)。
既存株主には上場後90日・180日のロックアップが掛かってますが、筆頭株主の富士フィルムや一部のVCが保有する約563万株に関しては、公開価格の1.5倍以上で解除されます。
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もともとバイオベンチャーのIPOは非常に難解で毎回良く分からないのですが(苦笑)、今回の諸条件変更に関してもどう捉えれば良いのか難しいところです。
また、6/22(火曜日)は4社同時上場となり、翌日には3社同時上場、その翌日に4社同時上場と厳しいスケジュールとなってしまいました。
ただ、最近のバイオIPO(3月のステラファーマや昨年末のファンペップ)は過密日程の中でも成功しており、今回も同じような展開になる可能性はありそうです。
まずは仮条件が待たれるところですが、現時点での個人的評価は「D+」としておきます。
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ペルセウスプロテオミクスIPOの基礎情報
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | みずほ証券 SMBC日興証券 いちよし証券 岡三証券 三菱UFJMS証券 藍澤證券 岩井コスモ証券 エイチ・エス証券 極東証券 東洋証券 松井証券 水戸証券 むさし証券 SBIネオモバイル証券(委託取扱い) SBIネオトレード証券(委託?) 岡三オンライン証券(委託取扱い決定!) auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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ペルセウスプロテオミクスIPOの初値予想
現時点での初値予想は900円とします。
※想定価格=870円:仮条件決定前
6/2(水)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
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