デコルテ・ホールディングスのIPO評価と初値予想です。
デコルテ・ホールディングスの上場日は6/22(火)で、IPOの申し込みは6/7(月)からスタートします。
デコルテ・ホールディングスの事業概要
デコルテ・ホールディングスは、フォトウェディング・アニバーサリーフォト等のサービスを提供するスタジオ事業に加え、フィットネス事業を運営しています。
デコルテ・ホールディングスの事業系統図
デコルテ・ホールディングスの中核であるフォトウェディングサービスとは、結婚式や披露宴とは別の日に結婚写真を撮影する、或いは結婚式や披露宴を行わずに結婚写真を撮影するサービスを指します。
スタジオ事業では、屋内に設営した専用スタジオで撮影を行う「スタジオ撮影」や屋外で撮影を行う「ロケーション撮影」を行うフォトウェディングサービスと、屋内に設営した専用スタジオにて子供写真や家族写真の撮影を行うアニバーサリーフォトサービスの提供を行っています。
撮影までの流れ
フォトウェディングサービスは、首都圏を中心に「スタジオ8」、福岡に「スタジオAN」、沖縄に「スタジオSUNS」、北海道に「スタジオSOLA」を展開しています。また、アニバーサリーフォトサービスを提供する店舗として「HAPISTA」を3店舗展開しています。
2020年9月期の売上高構成比は、スタジオ事業で約97.7%(フォトウエディング94.5%、アニバーサリー3.2%)、フィットネス事業で約2.3%となっています。
デコルテ・ホールディングスの業績推移
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デコルテ・ホールディングスのIPO評価
コロナの影響で前期は大幅な減収減益となりましたが、今期は挙式や披露宴を行わない代わりにフォトウェディングサービスを利用する顧客が増加しており、足元の業績は好調に推移しています。
また、今後はフォトウェディングだけでなく、子供写真や家族写真のアニバーサリーフォトサービスや、ペット写真のフォトサービスにも力を入れていくようです。
デコルテ・ホールディングスIPOの公開規模は想定価格ベースで約72.7億円となり、VCファンドが総株数の約87.52%を保有しており、そのうち上場時に保有株の約83%を放出して113.4万株が残ります。
既存株主には上場後360日・180日のロックアップが掛かってますが、VC保有の113.4万株に関しては、公開価格の1.5倍以上で初値形成後にロックアップが解除されます。
また、OA含む売出し株数の半数を上限として、欧州及びアジアを中心とした海外市場(米国及びカナダを除く)に販売される予定です。
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フォトウェディングは以前から中国や韓国などでも盛んなイメージがあり、日本でも今後定番化していく可能性はあるかもしれませんね。
ただ、現在は挙式や披露宴の代替需要として一時的に人気化している格好であり、コロナが終息した後にどう対応していくかがポイントになるかもしれません。
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デコルテ・ホールディングスIPOの公開規模はやや大きめであり、上場日の6/22(火)は他にも大きなIPOが揃うラッシュ日である点は気掛かりです。
また、デコルテ・ホールディングスIPOはファンドの出口案件でもあるため 、個人投資家の人気を集めるのは難しそうな気がします。
現時点での個人的評価は「D」とします。
デコルテ・ホールディングスIPOの取扱い証券
主幹事証券 | SMBC日興証券 大和証券 |
幹事証券 | 野村證券 SBI証券 DMM株(委託?) |
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デコルテ・ホールディングスIPOの初値予想
現時点での初値予想は公募価格近辺とします。
※想定価格=1,720円:仮条件決定前
6/4(金)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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タグ :IPO評価 デコルテ・ホールディングス
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