日本電解の初値予想とIPO参加スタンスです。
日本電解は、電気自動車や5G関連デバイスで使われる電解銅箔(でんかいどうはく)の製造・販売を行っています。
予想会社の評価は厳しめで、ブックビルディングは6/10(木)から6/16(水)となってます。
日本電解IPOの仮条件
1,800円~2,480円
日本電解IPOの仮条件は、想定価格の2,480円を上限として弱めに設定されました。上限価格で計算した今期予想PERは約20.5倍、吸収規模は約140.0億円となります。
また、 売出し株数を6,285,700株 ⇒ 4,953,000株と削減しており、同時にOA分も842,300 ⇒ 642,400株となったため、公開規模はトータルで約2割強減少しています。
⇒ 日本電解IPOの評価とIPO初値予想
⇒ 日本電解IPOの上場承認とIPO基礎情報
日本電解のIPO参加スタンス
SMBC日興証券 | 見送り |
野村證券 | 見送り |
SBI証券 | 参加(ポイント狙い) |
マネックス証券 | 見送り |
楽天証券 | 見送り |
岩井コスモ証券 | 見送り |
水戸証券 | 口座なし |
DMM株 | 見送り |
現時点では参加を見送る予定です。
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日本電解IPOの評価ポイント
日本電解の仮条件は、下限が想定価格から約27.4%も下振れて幅広い設定となりました。
また、公開株数も約2割ほど削減してきたので、海外含む機関投資家らの評価が芳しくなかったものと推察されますが、であるなら上限価格も思い切って下げて欲しいですね。
まあ、ファンドの意向もあるでしょうし、評価にも大きなバラツキがあるのかもしれませんが、これでは余計に印象が悪いような気がします。
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日本電解の2021年3月期の業績は、売上高で約16.9%増、経常利益が約47.7%減の着地で、2022年3月期は売上高で約29.3%増、経常利益が約2.8倍の見込みとなっています。
日本電解の公開規模は仮条件の上限価格で約140.0億円と大きく、 筆頭株主のファンドが保有分の約8割を売却して約153万株残ります。(当初は全株売却の意向)
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、ファンド残分の約153万株に関しては、公開価格の1.5倍以上(上限計算で3,720円)でロックアップが解除されます。
また、一部の株式は欧州及びアジアを中心とした海外市場(米国及びカナダを除く)に販売される予定です。
日本電解はファンドの出口案件であり、事業的にテーマ性があり業績も堅調ですが、地味な印象もありました。
もともと個人的にも良く分からない案件であっただけに、このような仮条件と売出し株数の減少を見せられると、余計に食指が動きません。
予想会社の評価も厳しめなので、ここは無難に見送りたいと思います。
ただ、公開価格が下限近くの決定で割れスタートなら、セカンダリーで面白そうな気もします。
日本電解IPOの初値予想
公募価格近辺
日本電解IPOの初値予想は、公募価格割れも視野に入れた公募価格近辺とします。
予想会社の現時点での初値目途は、公開価格が上限価格で決まらないことも視野に、公開価格の-7.5%~±0%となっているようです。
↓皆さんの初値予想は?↓
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