ラキールのIPO評価と初値予想です。
ラキール(LaKeel)の上場日は7/16(金)で、IPOの申し込みは6/30(水)からスタートします。
ラキールの事業概要
ラキールは、企業向けシステムの開発・保守およびクラウド型アプリケーション開発・運用基盤「LakeelDX」とその関連製品の開発・販売を行っています。
「LakeelDX」は、クラウドを活用したデジタルビジネスプラットフォームであり、ユーザー企業のアプリケーション開発を効率的に行うための環境です。
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ユーザー企業はサーバーやネットワーク機器を準備することなく、アマゾン、マイクロソフト、グーグル等の大手事業者が提供するクラウドプラットフォームの上で、アプリケーションの開発・運用を行うことができます。
「LakeelDX」は様々なクラウド事業者のサービスに対応しているため、ユーザー企業は大手クラウド事業者のサービスを享受しつつも、他の大手クラウド事業者への乗り換えが困難になることなく、状況に応じて最適な選択肢を得ることが可能になります。
また、ラキールは「Lakeel DX」にラキールプラットフォームと統合された様々なアプリケーションパッケージ「Lakeel Apps」のプロダクトを用意しています。
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ラキールの事業モデルは、システム開発や保守のプロフェッショナルサービスと、DX関連のプロダクトサービスに大別されます。
プロフェッショナルサービスは、持続的な安定収益をもたらすリカーリング型レベニューモデルが大半を占めており、プロダクトサービスは継続的なサービス提供で収益が積み上がるサブスクリプション型で、解約率も低くユーザー数が拡大しています。
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ラキールの業績推移
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ラキールのIPO評価
ラキールは前期減収でもリカーリング型の収益割合の増加で大幅な増益となっており、今期は増収増益の見込みで収益性は向上しているようです。
また、サブスクリプション型の売上高やユーザー数も着実に増加しており、LaKeel製品の解約率も経年で減少しているようです。
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ラキールIPOの公開規模は想定価格ベースで約18.8億円となり、既存株主には上場後90日・180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
また、6.3万株を上限として従業員持ち株会に割り当てる予定です。
ラキールのIPOは小型ではありませんが重くもなく、上場日の7/16日も単独上場で前後にIPOもなく日程的に恵まれています。
ラキールIPOは人気の業種で余計な売り圧力もないことから、現時点での個人的評価は「B+」とし、高めの初値が望めるIPOと見ています。
ラキールIPOの取扱い証券
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | SBI証券 楽天証券 SMBC日興証券 あかつき証券 東洋証券 岩井コスモ証券 三菱UFJMS証券 丸三証券 auカブコム証券(委託取扱い決定!) LINE証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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ラキールIPOの初値予想
現時点での初値予想は2,600円とします。
※想定価格=1,300円:仮条件決定前
6/28(月)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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