アシロのIPO評価と初値予想です。
アシロ(ASiRO)の上場日は7/20(火)で、IPOの申し込みは7/2(金)からスタートします。
アシロの事業概要
アシロは、グループ全体で有するデジタル技術やウェブマーケティングノウハウを活用して、インターネット上で法律情報や弁護士情報等を提供する「リーガルメディア関連事業」を展開しています。
また、当該事業を拡大する中で蓄積した弁護士業界のネットワークや知見、インターネット上での求職者の集客ノウハウを活かし、主に弁護士有資格者の人材紹介サービスを提供する「リーガルHR事業」を2020年より開始しています。
アシロの事業系統図
「リーガルメディア関連事業」は、弁護士を主な顧客とする「リーガルメディア」と、弁護士以外の広告主を顧客とする「派生メディア」に分類され、収益の大部分はリーガルメディアが占めています。
アシロが運営するメディアと概要
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「リーガルメディア」の収益は主に月額定額の掲載料収入であり、掲載枠数の増加に比例して収益が伸長するストック型の収益構造であることから、安定的な成長を目指すことができるビジネスモデルとなっています。※派生メディアの報酬体系はユーザーからの問合せ数に応じた成果報酬型です。
リーガルHR事業は、法律事務所や法務人材を必要としている企業に対して、弁護士有資格者を紹介し、双方の求人ニーズ及び転職ニーズをマッチングする人材紹介サービスを提供し、弁護士専門の転職サイト「NO-LIMIT」を運営しています。
リーガルHR事業では、候補者の採用が決定し、入社することによって採用企業から紹介手数料を得る成果報酬型のビジネスモデルとなっています。
アシロの業績推移
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アシロのIPO評価
事業的に被る弁護士ドットコムと比較すると事業規模は小さめですが、アシロもストック型のビジネスモデルで業績は好調に推移しているようです。
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アシロIPOの公開規模は想定価格ベースで約54.1億円となり、VCは計3社で473.1万株を保有(総株数の約67.5%)しています。
今回の上場でVC3社が保有の約85%を放出して約73.5万株が残りますが、それらには上場後90日のロックアップが掛かっており、公開価格の1.5倍以上で解除されます。
また、代表含む他の上位株主にも上場後90日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
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アシロIPOは7/20(火)の単独上場で日程的には恵まれています。
ただ、アシロIPOはこのところ公開価格割れが続いているファンドの出口案件であり、公開規模もそれなりに大きい点は気になりますね。
現時点での個人的評価は「D+」とし、落ち着いた初値になるIPOと見ています。
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アシロIPOの基礎情報
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アシロIPOの初値予想
現時点での初値予想は1,270円とします。
※想定価格=1,120円:仮条件決定前
6/30(水)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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