メディア総研のIPO評価と初値予想です。
メディア総研の上場日は9/2(木)で、IPOの申し込みは8/18(水)からスタートします。
メディア総研の事業概要
メディア総研は、理工系学生の高専生(高等専門学校生)や大学生向けに就職活動イベントの企画等を行っています。
高等専門学校(高専)とは、実践的・創造的技術者を養成することを目的とした高等教育機関であり、国公私立合わせて全国57校、約6万人の学生が学んでいます。
メディア総研が主催する高専生向けの就職活動イベントでは、全国の高専生を動員して全国の製造業・情報通信業・建設業などの上場企業・大手企業を中心に集客し、同社は出展企業から出展料をを受領します。
メディア総研主催の合同会社説明会は高専生と企業が一同にコンタクトできるイベントであり、就職する高専生の約6割が参加しています。
また、それぞれの学校が主催する場合は、その就職活動イベントの企画・運営・実施を受託し、各校周辺の地元企業を中心に集客して、企業からの出展料や高専からの受託料(協賛金)を受領しています。
※クリックで拡大します
大学生向けの小食活動イベントでは「理工系業界研究セミナー」を複数回開催しており、同じく全国の製造業・情報通信業・建設業などの上場企業・大手企業を中心に集客し、出展企業から出展料をを受領します。
また、メディア総研は、就職活動・採用活動を支援する業務として、以下の企画制作サービスを行っています。
※クリックで拡大します
メディア総研の特徴
※クリックで拡大します
メディア総研の収益構造
メディア総研の業績推移
※クリックで拡大します
メディア総研のIPO評価
メディア総研は全国の高専生や理工系大学生に特化した戦略で年々事業規模を拡大しており、今期はコロナ対策でオンライン型のイベントに変更するなど柔軟に対応したことで、収益性が向上して利益を伸ばしているようです。
※クリックで拡大します
メディア総研IPOの公開規模は想定価格ベースで約9.0億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
代表含む既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
メディア総研は福岡本社の企業であり、東証マザーズと同時に福証Qボードにも上場します。
やや地方色もあって事業規模も小さいですが、小型のIPOで上場時に余計な売り圧力もないことから、現時点での個人的評価は「B」とし、高めの初値が望めるIPOとみています。
↓IPO投資で必須のSBI証券↓
メディア総研IPOの基礎情報
主幹事証券 | 東洋証券 |
幹事証券 | FFG証券証券 SBI証券 いちよし証券 東海東京証券 岡三証券 極東証券 松井証券 岡三オンライン証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
メディア総研IPOの初値予想
現時点での初値予想は4,200円とします。
※想定価格=2,600円:仮条件決定前
8/17(火)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
IPO新規公開株ブログランキング
前受金不要の岡三オンライン証券!IPO取り扱い急増!
コメントフォーム