シンプレクス・ホールディングスのIPO評価と初値予想です。
シンプレクス・ホールディングスの上場日は9/22(水)で、IPOの申し込みは9/7(火)からスタートします。
⇒ シンプレクス・ホールディングスの上場承認とIPO基礎情報
シンプレクス・ホールディングスの概要
シンプレクス・ホールディングスは、金融業界を中心にコンサルティングサービスやシステム開発、運用保守を展開しています。
シンプレクス・ホールディングスは、日本を代表する銀行、総合証券、インターネット証券のテクノロジーパートナーとして、その収益業務やリスク管理業務(金融フロンティア領域)において、国内トップブランドポジションを確立しています。
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シンプレクスグループは2013年にMBOを実施し、金融フロンティア領域におけるブレイクスルーに加え、生保・損保業界や暗号資産などの新規領域に対するソリューションを確立しています。
シンプレクス・ホールディングスは顧客企業のシステム開発後、概ね全てのシステムの著作権を留保することで、汎用性の高い複数のプログラムを自社内で再利用が可能な形でSimplex Libraryとして蓄積しています。
また、同社は一気通貫でソリューションを提供する独自のビジネスモデル(Simplex Way)により、参入障壁の高い領域で事業を展開することを実現しており、効率的な案件推進と業界屈指の利益率を実現しています。
今後は金融フロンティア領域や新規領域に加え、戦略/DXコンサルティングをフックとした領域(金融・小売・流通・建設・製造・行政等の分野)を拡大することで、さらなる成長を目指します。
シンプレクス・ホールディングスの業績推移
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シンプレクス・ホールディングスのIPO評価
シンプレクス・ホールディングスの設立は1997年で、2002年には店頭市場(現ジャスダック)に上場しており、2005年には東証一部となっていました。
その後2013年10月に経営陣が参加したMBOで上場を廃止しており、今回のIPOは再上場となります。
非上場の間に機動的な体制見直しを行い、高い収益率や新たな成長路線を見出した格好でしょうか。保険分野や暗号資産分野への進出もあり、業績は順調に推移しているようです。
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シンプレクス・ホールディングスIPOの公開規模は想定価格ベースで約335.8億円(国内167.9億円) ⇒ (国内151.1億円:9/6変更) ⇒ ⇒(国内117.5億円:9/13変更)となり、グローバルオファーでIPOを実施します。
既存株主には上場後180日・360日のロックアップが掛かってますが、上場時点で行使可能な新株予約権は最大で約990万株ほどあるようです。
9月末で被るかも?と危惧していたキオクシアのIPOは、例の件で一先ず先送りになったぽいのは良かったですね。
とは言え、上場日の9/22は3社同時上場であり、翌週にも多くのIPOを控える過密日程での上場となります。
さらに今はIPOの地合いが非常に厳しい状況であり、ファンドの出口案件でもある同社のIPOを警戒する向きはいつも以上に増えそうです。
海外の需要・仮条件・その後の需要動向次第では、一旦上場中止(延期)になる可能性もありそうですね。
とりあえず現時点での個人的評価は「D」としておきます。
シンプレクス・ホールディングスのIPO基礎情報
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幹事証券 | 大和証券 野村證券 三菱UFJMS証券 松井証券 マネックス証券 SBI証券 東海東京証券 岡三証券 auカブコム証券(委託取扱い決定!) 岡三オンライン証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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シンプレクス・ホールディングスIPOの初値予想
現時点での初値予想は1,500円とします。
※想定価格=1,520円:仮条件決定前
9/6(月)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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タグ :IPO評価 シンプレクス・ホールディングス
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