レナサイエンスのIPO評価と初値予想です。
レナサイエンスの上場日は9/24(金)で、IPOの申し込みは9/7(火)からスタートします。
レナサイエンスの事業概要
レナサイエンスは東北大学発のベンチャー企業で、医療現場の課題を解決するため、多様なモダリティ(医薬品、医療機器、人工知能(AI)等)を活用して新たな医療ソリューションを研究開しています。
レナサイエンスは、がん・糖尿病・呼吸器疾患・循環器疾患(老化関連疾患)や、女性・小児のメンタルヘルスケアを含めた医療課題、新型コロナウイルス感染症などの研究開発や事業を手掛けています。
レナサイエンスの主要開発パイプライン進捗
レナサイエンスは、豊富な研究者(研究機関)・医師(医療機関)とのネットワークを有しており、一気通貫で基礎研究から医師手動治験まで、多くの診療科さらには複数の診療科に渡る開発が可能であり、開発領域も特定の疾患に偏りません。
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レナサイエンスの業績推移
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レナサイエンスのIPO評価
レナサイエンスは赤字のIPOということで、今の弱い地合いが心配されるところです。
ただ、同社は新型コロナウイルス肺炎治療薬(内服薬)も手掛けており、その辺りが材料視されると面白そうですね。
レナサイエンスのコロナウイルス肺炎治療薬概要
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レナサイエンスの公開規模は想定価格ベースで約21.4億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)は計5社で約303.2万株保有しています。
上位株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かってますが、VC4社が保有する計288.24万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
また、欧州及びアジアを中心とした海外市場(米国及びカナダを除く)にも販売される予定です。
9月末は結構なIPOラッシュとなりますが、同社の上場日は9/24(金)で単独上場となります。
同社が手掛ける各案件がどの程度期待できるのか分かりませんが、予想会社のコメントでは、中には将来性の高い案件もあるとのことです。
ただ、それぞれの進捗具合からして黒字化するのはまだ先との見方で、新型コロナウイルス肺炎治療薬に関しても「材料視される可能性もある」程度の表記でした。
とりあえず最も旬なコロナ治療薬という話題もあり、買いを入れやすい低単価のIPOでもあるため、現時点での個人的評価は「C」としておきます。
レナサイエンスのIPO基礎情報
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | 大和証券 SBI証券 極東証券 東洋証券 いちよし証券 丸三証券 DMM株(委託?) |
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レナサイエンスIPOの初値予想
現時点での初値予想は830円とします。
※想定価格=630円:仮条件決定前
9/6(月)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
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