セーフィーの初値予想とIPO参加スタンスです。
セーフィーは、クラウド型映像プラットフォームである「Safie」を開発・提供している企業です。
予想会社の評価はそれなりで、ブックビルディングは9/10(金)から9/16(木)となってます。
セーフィーIPOの仮条件
2,280円~2,430円
セーフィーの仮条件は、想定価格の2,280円を下限としてやや強めに設定されました。上限価格で計算した今期予想PERは赤字見込みのため算出できず、吸収規模は約251.7億円となります。
⇒ セーフィーIPOの評価とIPO初値予想
⇒ セーフィーIPOの上場承認とIPO基礎情報
セーフィーIPOの参加スタンス
SMBC日興証券 | 検討中 |
みずほ証券 | 検討中 |
東海東京証券 | 検討中 |
野村證券 | 検討中 |
SBI証券 | 参加 |
大和証券 | 検討中 |
三菱UFJMS証券 | 検討中 |
楽天証券 | 検討中 |
いちよし証券 | 検討中 |
丸三証券 | 検討中 |
auカブコム証券 | 検討中 |
DMM株 | 参加 |
現時点では参加目線ですが、とりあえず検討中としておきます。
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
セーフィーIPOの評価ポイント
セーフィーIPOの仮条件は、想定価格の2,280円を下限として、上限価格は2,430円と約6.6%上振れました。
セーフィーの2021年12月期の業績は売上高で約58.9%増と連続で大幅な増収を見込んでいますが、第2四半期でプラ転した経常利益は再度マイ転する予定で、前期の約5倍程度(前々期並み)まで経常損失が拡大する見込みです。
ちなみに、中間期時点での売上の進捗率は約47.5%となってます。
セーフィーの公開規模は仮条件の上限価格で約251.7億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)は5社で約302万株が残ります。
上位株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっており、VCや法人が保有する計約1,507万株に関しては、公開価格の1.5倍(想定で3,645円)以上でロックアップが解除されます。また、上場時点で行使期間入りしている新株予約権も約526万株あるようです。
セーフィーIPOは欧州及びアジアを中心とした海外市場(米国及びカナダを除く)にも販売される予定です。
↓IPO投資で必須のSBI証券↓
セーフィーの売上は急拡大中であり、今後も「Safie」は様々な活用方法が考えらるため、成長性の高いSaaS株として注目度は高そうです。
NTT東日本がメインの販売パートナーであり、現在の株主構成(ソニーネットワークコミュニケーション・オリックス・キャノンマーケティングジャパン・関西電力・セコムなど)を見るだけでも期待値は上がりますね。
ただし、今期の会社予想では利益ベースで前々期並み(前期の5倍)の赤字を見込んでおり、その点は注意が必要かもしれません。
まあ「後出し」ではなく最初から赤字拡大を開示しており、その上での仮条件の上振れなので、海外含む機関投資家のコンセンサスは得られていると思われます。
公開規模も250億円超と大きいですが、仮に海外配分が4割あれば150億円程度まで下がるため、成長性に期待する機関投資家の買いが入れば十分に捌ける気がします。
地合いに対する不安もある中、当日はプロジェクトカンパニーと同時上場となりますが、個人的にはリスクを感じながらも「妙味」はあるとみています。
セーフィーIPOの初値予想
2,830円
セーフィーの初値予想は、公募価格を2,430円として+400円となる2,830円とします。
予想会社の現時点での初値目途は後ほど追記します。 ⇒ 3,000円~3,500円となっています(9/13追記)。
↓皆さんの初値予想は?↓
IPO新規公開株ブログランキング
コメントフォーム