Photosynth(フォトシンス)のIPO評価と初値予想です。
Photosynth(フォトシンス)の上場日は11/5(金)で、IPOの申し込みは10/20(水)からスタートします。
Photosynth(フォトシンス)の上場承認とIPO基礎情報
Photosynth(フォトシンス)の概要
Photosynth(フォトシンス)は、後付型のスマートロック[Akerun(アケルン)]を中心にクラウド型入退室管理システムを法人・住宅向けに開発・提供しています。
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Photosynth(フォトシンス)は、スマートロック/クラウド型入退室管理システムのリーディングカンパニーであり、キーレス社会を目指しています。
導入企業例
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法人向け事業では、既存の扉(サムターン)に後付けするだけのAkerun Proと、電気抑制の扉(自動ドアやフラッパーゲート等)を後付け制御できるAkerunコントローラーを提供しています。
同システムでは、扉をインターネットに繋げ、ブラウザやスマホアプリで鍵権限発行・履歴閲覧等の入退室管理ができ、APIにより勤怠管理・会員制管理・カメラ連携等も可能です。
サービス構成
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Akerun入退室管理システムは月額/年額保養によるサブスクリプションモデルで提供しており、扉ごとのストック型収益により、高い成長率、安定した収益基盤を構築しています。
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住宅向け事業では、建築用錠前で国内最大手の美和ロックとの合弁会社「株式会社MIWA Akerun Technologies」を設立して住宅向けのスマートロックを開発・提供しており、美和ロックが開発・提供する電気錠を、Akerun IDで開閉することができるようになります。
住宅用スマートロック「Akerun.M」
Photosynth(フォトシンス)の業績推移
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Photosynth(フォトシンス)のIPO評価
Photosynth(フォトシンス)は後付型スマートロックの最大手であり、それらをクラウド化することでセキュリティーだけでなく企業の勤怠管理など様々なサービスを展開しているのはユニークですね。
Akerunは無線通信のため電気工事技師も不要であり、顧客側の導入ハードルが低いというのも優位性を感じます。
⇒ フル板最強!
Photosynth(フォトシンス)の公開規模は想定価格ベースで約108.9億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)は16社で約44.7万株が残ります。
既存株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっており、VC残の一部を含む計約53.5万株に関しては、公開価格の1.5倍でロックアップが解除されます。
また、売出しの半数未満を上限として米国やカナダを除く海外にも販売される予定です。
↓IPO投資で必須のSBI証券↓
公開規模が大きいので重そうなIPOですが、仮に約半数が海外に販売されると、国内分は約50億円強(想定価格ベース)になります。
Photosynth(フォトシンス)は成長期待の高いSaaS企業という事で、現時点での個人的評価は「C」とし、堅調な初値が見込めるIPOとみています。
Photosynth(フォトシンス)IPOの取扱い証券
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | クレディ・スイス証券 みずほ証券 SBI証券 いちよし証券 SBIネオトレード証券(委託取扱い決定!) 松井証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
Photosynth(フォトシンス)IPOの初値予想
現時点での初値予想は2,250円とします。
※想定価格=1,500円:仮条件決定前
10/19(火)の仮条件決定後、10/20(水)を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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タグ :IPO評価 Photosynth
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