ネットプロテクションズホールディングスのIPO評価と初値予想です。
ネットプロテクションズホールディングスの上場日は12/15(水)で、IPOの申し込みは11/29(月)からスタートします。
⇒ ネットプロテクションズホールディングスIPOの上場承認とIPO基礎情報
ネットプロテクションズホールディングスの概要
ネットプロテクションズホールディングスは、BNPL決済サービス(Buy Now Pay Later:後払い決済)の国内最大手(40%以上)です。
ネットプロテクションズホールディングスでは、BtoC通販向け決済「NP後払い」やBtoB向け決済「NP掛け払い」、BtoC向け会員制決済「atone(アトネ)」や台湾向け決済「AFTEE(アフティー)」等を手掛けています。
2002年のサービス開始以降、累計取引件数は3億件を突破し、直近では加盟店:76,000店舗、年間取扱高:4,381億円、年間取引件数:6,600万件となっており、その成長は加速しています。
協業パートナー
未払い率と取扱高の推移
⇒ ネットプロテクションズホールディングスの事業内容(同社HP)
⇒ ネットプロテクションズホールディングスの目論見書(PDF)
ネットプロテクションズホールディングスの業績推移
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ネットプロテクションズホールディングスIPOの評価
売上構成的には「NP後払い」をはじめとしたBtoC取引サービスが約8割を占めており、直近ではBtoB取引向けサービスの「NP掛け払い」が伸びているようです。
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ネットプロテクションズホールディングスの公開規模は想定価格の中間値で約583.5億円(下限で約513.6億円~上限計算で約653.7億円)、中間値で計算すると、国内分が約204.3億円、海外分が約379.4億円となります。 ⇒ 国内分が約171.1億円、海外分が約408.4億円となります。※11/29修正
既存株主には上場後360日・180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
ネットプロテクションズホールディングスはファンドの出口案件であり、規模も大きくIPOラッシュ中の上場であるのは不安が残ります。
しかしながら、海外では後払い決済が日本以上に普及しており、海外の投資家からみれば日本でトップシェアを誇る同社は魅力的に映ると思われ、今でも高い海外配分率(国内35%:海外65%)がさらに引上げられる可能性もありそうです。
現時点では同社がこの年末で最も大型のIPOとなりますが、海外比率の高まりから国内需要がタイトになると、予想外に人気化することも考えられます。
仮条件がどうなるかにもよりますが、現時点での予想会社の評価もそれなりに高いため、個人的評価は「C」とし、堅調な初値が望めるIPOとみています。
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ネットプロテクションズIPOの取扱い証券
主幹事証券 | 大和証券 SMBC日興証券 クレディ・スイス証券 みずほ証券 |
幹事証券 | 野村證券 楽天証券 SBI証券 マネックス証券 DMM株(委託?) |
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ネットプロテクションズホールディングスIPOの初値予想
現時点での初値予想は2,000円とします。
※想定価格=1,100円~1,400円(平均1,250円):仮条件決定前
11/29(金)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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