YCPホールディングス(グローバル)リミテッドのIPO評価と初値予想です。
YCPホールディングス(グローバル)リミテッドの上場日は12/22(水)で、IPOの申し込みは12/3(金)からスタートします。
YCPホールディングス(グローバル)リミテッドの概要
YCPホールディングス(グローバル)リミテッドはシンガポールに本社を置く外国企業で、東証マザーズでは外国株信託受益証券(JDR)での上場となります(通常の日本株と同様に売買できます)。
YCPグループは、クライアントへの各種経営支援を提供する「マネジメントサービス事業」や、自己資本によってリスクマネーを提供する「プリンシパル投資事業」を、アジアを中心とする世界17拠点で展開しています。
マネジメントサービス事業では、クロスボーダー・M&A・DX(デジタルトランスインフォメーション)の3つの強みを活かし、6つの領域でクライアントへのアドバイザーサービスを提供しています。
マネジメントサービス事業
プリンシパル投資事業では、「パーソナルケア領域」と「ペットケア領域」を重点領域と定め、長期的な投資を継続しています。
また、将来的な重点領域として、シニア向けサービスやシンガポール・香港での日本食レストランを戦略的投資領域としています。
⇒ YCPホールディングスの事業概要(同社HP)
⇒ YCPホールディングスの目論見書(PDF)
YCPホールディングス(グローバル)リミテッドの業績推移
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YCPホールディングス(グローバル)リミテッドIPOの評価
YCPホールディングス(グローバル)リミテッドは設立10年で売上収益58.9百万ドル(約67億円)、営業利益8.2百万ドル(約9.3億円)を達成しており、高収益の「マネジメントサービス事業」を基軸として、リスクマネーの「プリンシパル投資事業」と共に順調に事業を拡大しているようです。
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YCPホールディングス(グローバル)リミテッドの公開規模は約35.7億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
既存株主(現物株は同社代表が実質100%保有)には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
また、欧州およびアジアを中心とする海外市場(米国およびカナダを除く)にも販売される予定です。
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上場日の12/21(火)は4社同時上場であり、翌日以降も怒涛のIPOラッシュでハードなスケジュールになります。
YCPホールディングスは今後の市場拡大が期待されるM&A関連という事で一定の買いは集めそうですが、個人投資家は外国株という事で手控える可能性も考えられます。
また、当日は人気化しそうなラバブルマーケティンググループや公開規模の大きい湖北工業などと被るため、資金分散の影響も受けそうです。
ただ、YCPホールディングスは軽いIPOではありませんが単価が安めで買いやすいため、現時点での個人的評価は「D+」として、落ち着いた初値になるIPOとみています。
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YCPホールディングス(グローバル)リミテッドIPOの基礎情報
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幹事証券 | みずほ証券 SMBC日興証券 SBI証券 マネックス証券 松井証券 岡三証券 DMM株(委託?) |
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YCPホールディングス(グローバル)リミテッドIPOの初値予想
現時点での初値予想は900円とします。
※想定価格=790円:仮条件決定前
12/2(木)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
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