シノケンリート投資法人IPOは上場中止となりました。
昨日、シノケンリート投資法人のスポンサーであるシノケングループから新規上場の中止(延期)が発表されました。
IPOの中止は今年4社目となります。
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中止(延期)理由は、「原油高によるインフレの進行・米国の金融引き締めへの警戒・ウクライナ情勢の緊迫化等により、資金調達が必ずしも満足のいくレベルで実現できない懸念が生じたため」としています。
再申請時の参考のため、昨日までに下書きしておいた「初値予想とIPO参加スタンス」の記事を下記に掲載しておきます。
シノケンリート投資法人の初値予想とIPO参加スタンスです。
シノケンリート投資法人は、東京23区の賃貸住宅(主に単身向け)に特化した住宅型のリートです。
シノケンリート投資法人IPOのブックビルディングは、2/18(金)~2/25(金)となってます。
リート(不動産投資信託)IPOはIPO投資では例外的なため、IPO投資初心者の方はご注意下さい。
シノケンリート投資法人IPOの仮条件
?円~?円
シノケンリート投資法人の仮条件は、?円~?円で設定されました。上限価格で決まった場合の公開規模は?億円です。
シノケンリート投資法人のIPO参加スタンス
大和証券 | 検討中 |
SBI証券 | 参加 |
みずほ証券 | 検討中 |
現時点では見送り目線ですが、とりあえず検討中としておきます。
↓IPO投資で必須のSBI証券↓
東海道リート投資法人のIPO評価
シノケンリート投資法人のIPOは、昨年6月の東海道リート投資法人以来となります。
東海道リート投資法人とその前のSOSiLA物流リート投資法人は好発進のスタートでしたが、それまで約2年間で6連敗となっていました。
シノケンリート投資法人の分配金見込みは、2022年2月期で2,733円、2022年8月期で519円、2023年2月期で2,811円、2023年8月期で2,600円となっています。
公募価格を10.0万円とした場合の分配金利回りは、フル寄与する来期分で計算すると約5.4%となります(現在のリート平均は3.80%)。
リートIPOは物件内容や利回りも大切ですが、スポンサーや信用格付け等も重要な要素となります。
シノケンリート投資法人のスポンサーはジャスダック上場のシノケングループ(8909)であり、大手ディベロッパーや商社等も入っておらず、信用格付けもありません。
その分だけ想定利回りもそれなりに魅力的な水準となっており、投資対象物件は東京23区内限定というのも悪くありませんが、やはり単身向けが9割以上を占めるという点は気になるところです。
↓IPO取り扱最多級のSMBC日興証券↓
項目別個人的評価
・分配金利回り=〇
・最近のリート相場=△
・全体相場の地合い=△
・IPOスケジュール=〇
・リートIPOの近年の初値パフォーマンス=中立
・公開規模=〇
・格付けなし=△
・リートタイプ(住宅型)=中立~△
・投資対象物件=中立
シノケンリート投資法人IPOの初値予想
公募価格近辺
シノケンリート投資法人は、公募割れも視野に入れた公募価格近辺の初値予想とします。
↓皆さんの初値予想は?↓
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