マイクロ波化学のIPO評価と初値予想です。
マイクロ波化学の上場日は6/24(金)で、IPOの申し込みは6/9(木)からスタートします。
マイクロ波化学の事業概要
マイクロ波化学は大阪大学発のベンチャー企業で、マイクロ波化学プロセスの研究開発からエンジニアリング・製造支援を行っています。
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マイクロ波化学は、国内外の化学メーカを中心としたものづくり企業と提携し、ラボ及びベンチ・パイロット機の研究開発から実機の設計・導入・立上に至るまで、ワンストップでソリューションを提供しています。
マイクロ波化学は顧客のニーズに合わせて、医薬品、電子材料から燃料までの幅広い分野で、革新的な製造プロセスや新素材開発のプロジェクトを進めており、顧客との長期的な関係を構築して安定的な収益を確保します。
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また、マイクロ波化学は研究開発会社としての側面と、設計して納入するエンジニアリング会社的な側面を併せ持っており、研究開発及びエンジニアリングのソリューションは4つのフェースで提供しています。
⇒ マイクロ波化学の事業モデル(HP)
⇒ マイクロ波化学の目論見書
マイクロ波化学の業績推移
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マイクロ波化学IPOの評価
マイクロ波化学の顧客は大手化学メーカーであり、コロナで一時落ち込んだ新規案件獲得数も、営業担当の増員やウェブセミナーの開催で堅調に推移しているようです。
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マイクロ波化学の公開規模は想定価格ベースで約20.2億円となり、一部は欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売される予定です。
既存株主や新株予約権者には上場後180日・90日のロックアップが掛かっており、VC(約844万株)を含む1,211.15万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
また、上場時に行使可能な新株予約権が約11.1万株ほどあるようです。
IPOの申し込みは前受金不要です!
⇒ フル板が最強!
マイクロ波化学は電子レンジで使われているマイクロ波を産業用に活用するというユニークなビジネスを展開しており、新たな省エネルギー関連としてそれなりに注目度は高そうですね。
前々期には大幅な減収となり業績にバラつきは見られるものの、今期は前期に続いて大幅な増収を見込んでおり、利益面でも黒字に転じるようです。
VCの保有が多くロックアップ解除ラインの壁は厚いですが、現時点での個人的評価は「C」としておきます。
マイクロ波化学IPOの取扱い証券
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | SBI証券 三菱UFJMS証券 楽天証券 auカブコム証券(委託取扱い決定!) SBIネオトレード証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
auカブコム証券の委託取扱いも決定しました。
マイクロ波化学IPOの初値予想
現時点での初値予想は750円とします。
※想定価格= 580円:仮条件決定前
6/8(水)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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