イーディーピーのIPO評価と初値予想です。
イーディーピー(EDP)の上場日は6/27(月)で、IPOの申し込みは6/10(金)からスタートします。
イーディーピーの事業概要
イーディーピーは、人工的に製作した単結晶ダイヤモンドとその関連素材の製造・販売・開発等を手掛けている企業です。
イーディーピーでは人工宝石を製造するための種結晶が主力となっており、2021年3月期売上では約87.7%を占めています。
イーディーピーの沿革
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この10年でLGD(人工宝石)製造企業は世界各地で増加しており、2021年3月期の種結晶の販売先は45社となっています。
イーディーピーの事業系統図
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イーディーピーの業績推移
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イーディーピーIPOの評価
同社が供給する人工ダイヤモンドは宝飾用と工業用に分けられ、現在の主力である人工宝石(LGD)の市場は毎年15%~20%の成長が見込まれるようです。
また、工業用では基板やウエハーなどの半導体材料のほか、光学部品やヒートシンクなどで活用されており、今後も様々な応用により多くの分野での需要が見込まれています。
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イーディーピーの公開規模は想定価格ベースで約22.2億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)は5社で34.9万株保有しています。
既存株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっており、VC4社(32.13万株)と新生銀行(10.55万株)が保有する計42.68万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
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イーディーピーの業績は非常に好調であり、2022年3月期は最終的に5割の増収&利益倍化で着地したようで、今期はさらに5割の増収&5割の増益を見込んでいるようです。
この成長率で今期PERが20倍台前半(想定価格計算)ということなので妙味は感じますが、やはり単価が高い点が気になるところですね。。
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値嵩株は僅かな上げでも実利が大きいのが魅力ですが、単価が高い分だけ買い手が限られるため、地合いに恵まれないと伸び悩むパターンもあったりします。
想定価格が3分の1ならC評価のイメージですが、6月末はIPOラッシュで当日はサンウェルズと同日の上場でもあるため、現時点での個人的評価は「D+」としておきます。
イーディーピーIPOの取扱い証券
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イーディーピーIPOの初値予想
現時点での初値予想は5,250円とします。
※想定価格= 4,500円:仮条件決定前
6/9(木)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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